マスコミ関係者が名指しする、芸能界の“オワコンママタレ3人衆”とは?
タレントの熊田曜子が、写真集『The GREATEST!!』(講談社)を5月26日に発売することがわかった。同書は熊田にとって36冊目となる写真集で、2児の母になった今も健在な抜群のプロポーションを生かし、“超王道”をテーマに過去最大の露出に挑戦したという。熊田自ら「これが私の最高傑作です」と語る128ページの大ボリューム作品だ。
「熊田の写真集発売はおよそ5年ぶりで、産後初ということもあり話題になっています。しかし、ネットユーザーからは『ママタレでウケなかったから、グラビアに戻ってきたのかな?』といった声が続出中。実は熊田は、2013年に産後ダイエット本を出版するなど、ママタレ路線でタレント復帰を狙っていましたが、ブログにアップした手料理写真の数々が『まずそう……』『料理は苦手なのかな』と話題になったんです。ペニーオークション詐欺事件のステマ騒動も尾を引き、ママタレとして重要な好感度が急落、特に同性の支持は得られずじまいでした。そのため、男性ウケするグラビアに“戻ってきた”と思う人が多いのかもしれません」(芸能記者)
現在のママタレ業界は飽和状態といわれ、多くのタレントがポジション争いを繰り広げている。その争いに負けて“オワコン化”してしまったママタレの1人に、スザンヌが挙げられる。
「11年に結婚を発表したスザンヌは、14年に第1子を出産。ブログでは、育児についてつづったり、ママ雑誌の表紙を飾るなど着々とママタレとしての地位を築いていましたが、14年に発売した育児本『mamazanne』(宝島社)が、『育児の参考にしようかなと思ったのですが、まったく参考にならなかった』『日記としてなら良いものかも。ただの幸せのひけらかしにしか思えない』と酷評の嵐に。また、生後1カ月の息子と外出を繰り返して『外出は最低限にすべき』と批判の声が上がるなど、アンチが急増してしまいました。15年の離婚後はメディアへちょこちょこ出演しているのですが、ママタレとして呼ばれているわけではないようです」(芸能誌編集者)
さらに、04年に結婚して、06年に女児を出産した新山千春は、“古参”のママタレとして活躍していたが、完全にオワコンになってしまった人物だ。
「08年に子ども向け番組のパーソナリティーを務めるなど活躍した新山ですが、同年に始めたブログがたびたび炎上。そのブログ炎上の発端は、スーパーで未精算のコロッケを娘が勝手に食べたにもかかわらず、『かわいかったから怒らなかった』とバカ親っぷりを披露したからでした。また、09年には、週刊誌に夫ではない男性との“手つなぎデート”が報じられ、『子どもを置いて遊ぶなよ』と批判の声が続出。13年にも不倫騒動があり、結局14年に離婚を発表するにまで至りました。さらに15年には、『しくじり先生 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)で、ブログを使った“炎上によるアクセス数稼ぎ”の方法を暴露したことで、好感度は大暴落し、最近では、テレビなどへの露出はめっきり減ってしまいましたね。もはや自身も、ママタレとは思っていないのでは」(同)
生き残りが厳しいママタレ界だが、「そもそも業界内では、“ママタレになる=売りがなくオワコンの人”ともいわれている」(前出・芸能記者)という。ママタレブームは、すでに終焉を迎えつつあるのかもしれない。