小栗旬『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』初回13.9%も、「あのドラマに似てる!」と視聴者苦言
4月11日、小栗旬が主演を務める連続ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)の第1話が放送され、視聴率13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の好スタートを記録。しかし、ネットからは「『MOZU』と『SP』を薄めただけのドラマ」といった声が上がっている。
同ドラマは、元自衛隊員の稲見朗(小栗)と元公安の捜査員・田丸三郎(西島秀俊)が所属する“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を描いたアクションエンターテインメント。小栗と西島の民放連続ドラマ初共演作品、直木賞作家・金城一紀が脚本を務めるアクション作品として話題を集め、手堅い視聴率が見込める作品として、テレビ局関係者からも注目をされていた。
「第1話では『大臣がテロのターゲットになっている』との連絡を受けた公安機動捜査隊特捜班が、新幹線に乗り込んで犯人を確保するといったシーンが放送されました。派手なアクションシーンや爆破シーンは、『小栗と西島さんのアクションは見応えがある』『映画みたいに内容が濃くて面白い!』と好評ですが、『薄っぺらい設定とリアリティが皆無な組織描写をどうにかしてほしい』といった不満の声も上がっています」(芸能ライター)
また同作には、同じく公安が登場する『MOZU』(TBS系)と『SP警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)に「似ている」と指摘する声も。
「『CRISIS』のキャストである西島や石田ゆり子は『MOZU』に、また同じく野間口徹は『SP』に出演しており、さらに金城氏は同作でも脚本を手掛けていたため、『似ている』と指摘されるのは、致し方ないかもしれません。特に、『SP』と比較して見た視聴者が多かったようで、『「SP」はワクワクして見たけど、今回は既視感がありすぎて盛り上がれなかった』『「SP」とほかの公安ドラマを足した内容でオリジナリティがない』『「SP」は監督が本広克行さんだったから、面白かったのかも』といった声が上がっています」(同)
視聴者からツッコミを浴びた『CRISIS』だが、1月期に同枠で放送されていた、草なぎ剛主演『嘘の戦争』の初回視聴率11.8%を大きく上回る滑り出しとなったのも事実。このまま好調をキープできるのか注目したい。