『ひよっこ』ようやく20%超! 「みね子家族の稲刈りシーン」が朝ドラファンの涙腺刺激!?
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。
■4月8日(土)/6話~4月11日(火)/8話
6話では、みね子の家の稲刈りの様子が描かれた。近所の人の手も借りて、お昼休憩を挟んだり、歌ったりしながら稲刈りを進めていくみね子のたちの姿に対し、「なんでもない日常だけれど、それをこんなに素晴らしいものとして描ける脚本家の手腕がすごい」「真っ黄色に実った稲穂と、楽しそうに農作業する日常の風景が愛しすぎて泣けてくる」と視聴者から大好評。『ちゅらさん』『おひさま』に続き、今回3作目の朝ドラ脚本を任された岡田惠和氏の“日常”の描写力に絶賛の声が上がった。
7話では、稲刈りを終え、みね子の父・実(沢村一樹)が東京に帰ることに。さらに、鈴子(宮本信子)が切り盛りする洋食屋「すずふり亭」が再登場。以前もらったポークカツサンドのお礼にと、実はすずふり亭に、妻の手作りまんじゅうを持参する。忙しい時間帯に訪れたにもかかわらず、丁寧な対応をする鈴子に「こういうところの対応に、赤坂で洋食屋を繁盛させた女主人の手腕がうかがえる」「鈴子さんが本当に素敵…… 私もこんなお店に行きたい」という声が続出した。
8話では、茨城の中心部を聖火リレーが走ると知ったみね子の幼馴染・三男(泉澤祐希)が、みね子、そしてもう1人の幼馴染・時子(佐久間由衣)に、村で独自に聖火リレーを開催しようと提案する。卒業後は東京で働くことが決まっている三男は、自分が奥茨城村で生きてきた証しを残したいと、2人に訴えるのだった。幼なじみ3人が聖火リレーの実現に奔走する中、実の出稼ぎ先に宛てた手紙が「宛先不明」で戻ってきてしまう。
温かで明るい雰囲気の中、なにやら不穏な空気も漂い出した『ひよっこ』。8日に放送された6話では平均視聴率20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ついに20%の大台超えとなったが、このまま右肩上がりとなるのだろうか。