Jr.ブームは幻影!? 『ジャニーズJr.祭り』、1000円台チケット大量で「空席祭り」か
3月下旬に横浜アリーナで公演が行われた、人気のジャニーズJr.による『ジャニーズJr. 祭り』。4月8~9日にはさいたまスーパーアリーナでの追加公演、5月3日には大阪城ホール公演が決まっているものの、ネット上には多数のチケットが出回っており、“空席祭り”になる可能性が高いという。
同公演には“デビュー最有力候補”と言われるMr.KING、Princeをはじめ、HiHi Jet、東京B少年(5月公演は出演なし)、SixTONES、Snow Man(4~5月出演なし)、Love-tune、Travis Japanといった人気Jr.が登場。当初は3月24~26日に横浜で計6公演、5月3日に大阪城ホールで計3公演と告知されていたが、横浜の最終日にさいたまスーパーアリーナで追加公演を行うことが発表された。
3月27日付のスポーツニッポンの記事によれば、はじめは横浜と大阪公演で13万5,000人の動員を予定していたが、「Jr.史上最多となる約85万人の応募が殺到。急きょ、追加公演が決まった」という。タッキー&翼が活躍した“Jr.黄金期”やKAT-TUNのJr.時代に続く「“第3次Jr.ブーム”を予感させる」との報道もあったが、『Jr.祭り』のさいたまスーパーアリーナ公演に関しては、客入りが心配されている状況のようだ。
横浜アリーナの収容人数はおよそ1万7,000人のところ、さいたまスーパーアリーナは約3万7,000人と段違いの人数。そのため、ファンは追加公演が発表された時点で「さいたまスーパーアリーナで埋まるの?」「事務所が張り切りすぎただけで埋まらないかも……」と、不安視していたのだった。
「追加公演はスマートフォンなどでデジタルチケット(QRコード)を表示して入場するシステム。事務局からのメールに記載されたURLにアクセスすると、QRコードの画面には『スクリーンショットの表示では、ご入場いただけません』と注意書きがあり、本格的な転売防止対策をとっているようです。しかし、チケット売買サイトには数多く出品されており、特に定価割れのものがほとんど。2階席とされている『Nゲート』入場の出回りが特に多く、7日の段階では値段が1枚1,300円や1,500円のものまであり、正規料金が7,000円だけに衝撃の安値です」(ジャニーズに詳しい記者)
追加公演決定時は、応募が殺到したことで「急きょ決まった」と、Jr.人気の高さを強調していたが、ふたを開けてみれば安値のチケットが続出という状況。デジタルチケットの場合、当日にならなければ座席の詳細はわかりませんが、
「売買サイトだけでなく、Twitter上にも『Jr.祭り追加公演譲ります』といった投稿が増えており、ファンは『「譲ります」は多すぎて空席祭りの予感……』『空席だらけになりそうで恐怖』と、懸念しています。しかし、そんな状況の中でも、『平野紫耀 青春トークイベント』なる企画が13日に開催されると発表されました。Jr.トップクラスの人気を誇っているとされる平野ですが、コンサートすら埋めらないこの状況を、事務所はどう思っているのか……」(同)
さいたまスーパーアリーナ公演では、会場に多くのお客さんが集まることを願いたい。