ヴィクトリア・ベッカム、「カープール・カラオケ」に登場して好感度を爆上げ!
1990年代に一世を風靡したガールズグループ「スパイス・ガールズ」のメンバーだったが、歌が下手なためソロパートがほとんどなかったことで知られるヴィクトリア・ベッカム。音楽的なキャリアはイマイチだった彼女だが、ファッション界に進出してからはデザイナーとしてメキメキと頭角を現し、今やファッションアイコンとして崇められる存在となっている。
そんなヴィクトリアは既報の通り、現地時間3月29日に、米深夜番組『The Late Late Show with James Corden』の人気コーナー「カープール・カラオケ」への出演予告動画をインスタグラムに投稿したのだが、30日には彼女の出演回が放送された。
番組司会者のジェームズ・コーデンが運転する車の助手席に人気歌手を乗せて、持ち歌などを一緒に熱唱する同コーナー。昨年1月に放送されたアデル出演回は、YouTube公式チャンネルで1億5,000万回以上再生されており、この動画がきっかけでジェームズの知名度は一気に上がった。ジェームズは抜群の歌唱力の持ち主としても高く評価されるようになり、本年度のグラミー賞授賞式の司会者に大抜てきされるまでに。
「カープール・カラオケ」だが、車に複数のミニカメラを設置して撮影を行うため、編集にかなりの時間を要する。そのため通常は、予告から本放送まで時間が空くのだが、ヴィクトリア出演回は、彼女が予告してすぐにオンエアされた。しかも、誰もが予想しなかった形で「カープール・カラオケ」を行ったことが明らかになったのだ。
ヴィクトリアは、現地時間30日に放送された『The Late Late Show』で映画『マネキン』のパロディ動画に主演女優として登場。パロディ動画は2分42秒と短いが、この中で「カープール・カラオケ」が行われた。
1987年に公開された『マネキン』は、「職を転々としている“運の悪い”彫刻家志望の青年が、かつてマネキン工場で作った自信作のマネキンが、デパートのショーウインドウに飾られているのを見つける。ひょんなことからデパートに就職できた青年が1人だけのとき、人間の姿になったマネキンが語りかけてきた。マネキンは、青年の前だけで人間の姿になれると説明。2人は経営難に陥ったデパートを救うため、斬新なショーウインドウの飾り付けをするようになる。そして恋に落ちるのだが、大変な困難が待ち受けていた」というストーリーのロマンスである。