『東京タラレバ娘』全話平均11.4%! 「最悪の最終回」と原作ファンからクレームの嵐!?
3月22日に放送された『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)最終回である第10話の平均視聴率が11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。2ケタ台で終えたとはいえ、ネット上では「最悪の最終回だった」と大ブーイングが巻き起こっているようだ。
同ドラマは、吉高由里子演じる30歳の鎌田倫子が、独身仲間の山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)と“タラレバ話”ばかりして過ごしてきたものの、モデル・KEY(坂口健太郎)との出会いを機に、恋愛や仕事に奮闘するというストーリー。これまでに、倫子はKEYと関係を持ち、別の男性とも短期間交際したが、第9話からはドラマプロデューサー・早坂哲朗(鈴木亮平)と本格的に交際を開始。一方、香は元恋人・涼(平岡祐太)の“セカンドポジション”になり、小雪は既婚者の丸井(田中圭)と不倫していたが、それぞれ関係を精算していた。
「初回は13.8%と好発進で、その後は第5話まで11%台を推移しつつ、第6話では12.5%に上昇しました。しかし、第7、8話で10%台に下降したかと思えば、第9話で8.5%と1ケタ台に急落。最後はなんとか再び2ケタに回復でき、全話平均は11.4%となりました。しかし内容的には、最後の最後で視聴者をガッカリさせてしまったようです」(芸能ライター)
第9話で、倫子は早坂と会う約束をしていたが、向かっている途中で弱りきったKEYと遭遇するシーンでラストとなった。最終回では倫子が早坂に嘘をつき、KEYを自宅に泊めていたシーンからスタート。この時点で、ネット上では「早坂さんに内緒でKEYを連れて帰るとか、倫子サイテー!」「せめて彼氏の家に連れて行けよ。アラサーなのに常識なさすぎ」「倫子がこんなゲス女だったなんて、不快でしかない」「最終回で主人公が嫌いになった。とんだ地雷だよ」などと、倫子への不満を大爆発させていた。
「そんな倫子が早坂に振られた場面では、『倫子ざまーみろ! 自業自得!』『捨てられて当然!』と盛り上がりましたが、その後、倫子が香や小雪と慰め合うシーンになると、『悲劇のヒロインぶるんじゃないよ』『お互いに正当化して美談にまとめようとしてるけど、何も共感できない』というように、ネット上の怒りが再燃しました。さらに、倫子がKEYに告白するというエンディングに対しても、『今までのは茶番だったのね』『途中まで面白かったのに、最終回でポカーンだわ』などと、冷めたコメントが続出。原作はまだ完結していないので、ドラマオリジナルの結末だったわけですが、原作ファンからも『結局、ありきたりな少女漫画みたいなラスト』『不完全燃焼』といった愚痴めいた声が出ていましたね」(同)
出だしは好調だったものの、多くのドラマ視聴者に、最悪な印象を残したまま幕を閉じてしまったようだ。