木村拓哉『A LIFE』全話平均14.5%……SMAP解散後初仕事にメリー&ジュリーの評価は?
木村拓哉にとって、SMAP解散後、初の連続ドラマ主演となった『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)が、3月19日に最終回を迎えた。最終回は、過去最高値の平均視聴率16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、各メディアは「有終の美」などと報じているが、果たしてこの数字は木村本人、またジャニーズ事務所にとって“上々の結果”といえるのだろうか?
木村初の“医療ドラマ”となった『A LIFE』は、初回視聴率14.2%でスタート。ワーストは第4話の12.3%だが、最終的には全話平均14.5%と、今期連続ドラマのトップ視聴率が確実視されている。
「前作の『アイムホーム』(テレビ朝日系、2015年)の全話平均は14.8%で、やや数字は落ちましたが、『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系、13年)の全話平均12.8%と比べると悪くはありませんし、ドラマ不調の昨今では十分な数字を獲得したといえるでしょう」(スポーツ紙記者)
『A LIFE』の情報が解禁された当初、木村はSMAP解散騒動の“戦犯”とされていただけに、“1ケタ落ち”が危惧されていたものだった。
「広告代理店の調査によると、木村の潜在視聴率表は解散騒動を経て2ケタを割ってしまったんです。しかし、浅野忠信や松山ケンイチら豪華共演者や、“TBS日曜午後9時枠”という高視聴率枠のおかげもあって、危機的状況を回避することに成功しました」(テレビ局関係者)
グループ活動、つまりは“アイドル活動”に終止符を打った木村。今後は俳優としてソロ活動を続けるとみられており、『A LIFE』はその行く末を示す重要な作品となるはずだったが……。
「解散騒動で退社した飯島三智元チーフマネジャーは、とにかく視聴率に執着していたものの、現在木村の管轄となる藤島ジュリー景子副社長、またメリー喜多川副社長は、視聴率にそこまでのこだわりは持っていません。木村本人としては、20%超えを目指していたといわれているだけに、この数字に納得していないでしょうが、少なくともジャニーズ内で存在価値を示すことには、十分成功したのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
近い将来のバラエティ進出計画もたびたびささやかれている木村から、目が離せそうにない。