指原莉乃“STU48加入”に、博報堂運営チーム愕然! 「始まる前に終わった」と涙する者も
今夏発足予定であるAKB48の新姉妹グループ「STU48」。瀬戸内7県を拠点にするSTUは、現在第1期生のオーディション中で、2月には、HKT48・指原莉乃が劇場支配人、そしてメンバーを兼任することが発表されたが、運営チームである大手広告代理店の一部関係者からは、「最初のコンセプトとまるで違う!」と拒否反応が出ているという。
AKBの姉妹グループでは、既存グループの有名メンバーが所属を兼任することが恒例となっており、STUは指原のほか、AKB48・岡田奈々のキャプテン就任も発表されている。
「指原のSTU加入には、48グループのファンから賛否両論が巻き起こりました。特に新人を推すファンからすれば、異性スキャンダルを逆手に取って大ブレークした、正統派アイドルではない指原に、拒否感を持つのは当然でしょう。『スタート前から指原に乗っ取られてしまった』『新メンバーたちは全員指原の養分にされる』といった書き込みが、ネット上に散見されるようになりました」(アイドル誌ライター)
指原は2月、『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で自らSTU参加を発表しているが、同放送でこの人事を知った一部のSTU運営チームの面々も、ファン同様に愕然としていたという。
「AKBグループの運営に電通が携わっていることは有名ですが、STUは博報堂が運営に参加しています。全ての決定権は、これまで同様に総合プロデューサー・秋元康氏にあるものの、個々のグループは、育成から運営全般まで、それぞれ独立した運営チームが担っているんです。博報堂としては、当初STUは『乃木坂46のように、ほかのグループとは極力絡まずにスターティングさせる』方針だったそうです」(テレビ局関係者)
現在続々と発表されているSTUメンバーだが、ネット上で“顔採用”と評されている通り、運営側としては“美少女揃い”の乃木坂路線を目指していたようだ。
「ところが、指原が加入することによって、当初の計画は破たんしてしまいました。現在のHKT48を見てもわかる通り、最終的にメンバーたちが“指原の引き立て役”になってしまう可能性が出てきたわけです。博報堂サイドとしては、指原の実力と知名度、そして後進育成の手腕に期待する部分もあるでしょうが、あるスタッフはこの人事に対して、『STUは始まる前から終わってしまった!』と、悔し涙を流しながら叫んでいたそうです」(同)
それでもSTUが、「AKB48選抜総選挙1位」である指原という強力な武器を手にしたことは確か。“本店”AKBに比べれば、イマイチ盛り上がりに欠ける新設グループを、果たして指原はどこまで成長させられるのだろうか。