「認可園が決まったのにキャンセルしない保護者」に振り回される、認可外の現実
明日葉保育園の元保護者からのご指摘により、思い違いがあったことが発覚しましたので、訂正します
角川慶子
サイゾーウーマン編集部
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この時期、毎日「駒沢の森こども園」の面談、新園「衾の森こども園」の面談を行っているのですが、ここにきて怒りがこみ上げる出来事が発生してしまいました。
衾の森こども園は、3月末に閉園する明日葉保育園の園児と、私が新たに集めた園児で構成されています。私が新たに集めた園児は、私のブログ、このサイゾーウーマンのコラム、駒沢の森のサイトで募集したので問題はないのですが、明日葉に通われている一部の人たちがトラブルを持ってくることも。前にも書きましたが、明日葉は特徴のある保育園ではなく、認可に入れなかった人たちの受け皿保育園で、保護者の層がさまざまです(駒沢の森と全然違う!)。駒沢の森にすぐに入れないという理由で、私が明日葉を紹介した保護者もいるので一概には言えないのですが、非常識な方が何人もいて、振り回されてしまいました。
認可が決まってキャンセルする場合、決まった時点で連絡するのが常識だと思います。認可の二次発表が終わっても一握りの保護者を除いてほとんどキャンセルの連絡がないので、「面談のお知らせ」として連絡をしたところ、3月2週目になって、「キャンセルします」と連絡があったのです。しかも何人も。たしかに契約上は3月末までキャンセルすれば問題ないのですが、藁をもすがる思いでキャンセル待ちしている保護者のことを思ったら、今ごろ連絡するな! と怒りたくなりましたよ。だって、キャンセル待ちを希望する人から連絡がある度、「恐らくキャンセルが出ないと思うので、4月に入る保育園を探しているなら、ほかをあたってください」とご丁寧にも断っていたのです。フ○ックでしょ!
こんな時期から園児なんて見つかりませんから、4月は寂しいスタートな予感。私の無意識の防衛本能で、7月スタートの園児を4人入れていました(キャンセルしないか確認済)。これで7月からはなんとかなりそうです。園児募集なんて、何年ぶりかしら! こんなハプニングも楽しめないと、経営者として失格ですね。保育業をやってて、ここまで不誠実なことをされたのは初めてでしたけど。
■採用面接のコツをつかんできた
シッター業「森のナーサリー」の求人を出していたのですが、今回はバックレ&無駄を省くため、メールでのやりとりでまず判断し、来社してもらうようにしました。
・保育士などの有資格者は、男性以外は年齢関係なく面接に来てもらう。
・学生の場合、保育大生もしくは看護大生、教育学部か確認し、それ以外は断る。
・育児経験はあるが無資格者は、保育施設で働いていた、もしくはベビーシッターの経験があるか確認後、来てもらう。
・フリーターは、基本的に断るが、保育施設で働いていたなど、こどもに関わっている仕事に就いていた場合は来てもらう。その際、0歳児の保育経験があるか聞き、ないようなら、断る。