ベッキーは「何も変わってない」と怒り! 「仕事選んでる」と関西ローカル番組スタッフが告発
「何も変わっていないですよ。仕事を選んでる。二度と取材は申し込まない」と、関西ローカル番組のワイドショースタッフが怒りの告白をした。ゲスの極み乙女。の川谷絵音(28)との不倫が話題になり、1年間も芸能活動を棒に振ったタレント・ベッキー(33)のことである。
今年1月15日からレギュラー番組『北海道からはじ○TV』(北海道文化放送)がスタートし、今月19日で終了したものの、元々のレギュラー番組『人生のパイセンTV』(フジテレビ系)にも最終回で復帰したベッキー。『人生のパイセンTV』で一緒にMCを担当していたオードリー・若林正恭(38)に、騒動直前の番組打ち上げでの出来事を暴露されていた。
なんでも、“いつもは気を使う”ベッキーが、離れた席で、ずっと真剣な顔のままスマホを見ていたといい、騒動発覚後にスタッフと「あのとき、(川谷の実家へ行くために)長崎の航空券を取ってたんじゃないか」と話したこともあったそうだ。そのことを番組でツッコまれたベッキーは、「さすがにその場でチケットは取ってない」と否定していたが、「連絡していた相手は?」とたたみかけられると、「勘弁してください」とのこと。「いろんな番組に出たけど、こんなにさかのぼって話したことない」と、笑顔を見せたベッキーに、若林は『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の出演オファーをしていた。
さて、話を冒頭に戻そう。ワイドショースタッフは3月始め、『神戸コレクション2017』に、大きく肩の開いたカットソーと黒のワイドパンツ姿で出演したベッキーに取材を申し込んだという。
「初めてのモデル仕事。関西のイベントだし、インタビューを申し込んだんですよ。でも断られました。後で聞いた話では、福岡のワイドショーでは単独取材を受けていたそうで、頭にきましたね。こちらは、少しでもベッキーのイメージアップになればと思って申し込んだのですから」
ベッキーサイドに、取材を受けられない事情があったのかもしれないが、きちんと説明しないと、こんな悪評が立ってしまう。現に、所属事務所側と、ベッキーを中心とした側近者らによるチームの確執は、いまだ根深いという話も一人歩きしている状況だ。
芸能界以外でも、数々の不倫騒動が持ち上がった2016年。ベッキーの騒動は、不倫スキャンダルが勃発するたびに引き合いにだされ、くすぶり続けているのだ。そんなベッキーを救ってくれたのは、ビートたけし(70)だった。「東京スポーツ映画大賞」で、「カムバック&激励賞」をベッキーに授与し、「反省して、みんなの前で挨拶したんだから、全て終わり。あとは仕事をするだけ」と応援したのだ。“世界のたけし”の一言は、芸能界で働くベッキーには大きかっただろう。あの授与式は、ベッキーが“芸能界で許された”瞬間だった。しかしお茶の間で許されるのは、まだまだ先なのかもしれない。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。