嵐・相葉の月9も「1ケタ必至」!? 「最もコケそうなフジ4月期ドラマ」を業界人が予想!!
相変わらず低視聴率が続いているフジテレビの連続ドラマだが、4月期の作品についても、業界中から厳しい声が噴出しているようだ。特に日曜午後9時放送のドラマについては、21世紀以降、民放連続ドラマ(午後7時~10時台)で最低視聴率を記録した同局の『HEAT』を引き合いに出し、「いい勝負になるかも」といわれているようだ。
近年、低視聴率の代名詞となりつつある月9枠では、嵐・相葉雅紀主演の『探偵貴族』が放送される。武井咲に仲間由紀恵、生瀬勝久、中山美穂など、有名どころが勢揃いとなっているが……。
「いまや月9は、低視聴率を避けられない状況で、役者が誰も出たがらないだけに、純粋に『よく集められたな』と感心するキャスティング。『貴族探偵』に懸けるフジの執念を感じます。マスコミ関係者の間では、月9廃止論も浮上しており、この作品の視聴率がその命運を握っているといった話も聞きます。しかし、いくら嵐メンバーを主演に据え、有名な役者を揃えても、今の月9では1ケタは免れないのでは」(芸能プロ幹部)
そして火曜午後10時は小栗旬主演『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』。直木賞作家・金城一紀が脚本を務めるアクション作品という点では、「手堅く数字が見込める内容」(テレビ局関係者)というが……。
「ただ、フジなので一抹の不安もよぎります。また、二番手が西島秀俊というのが少々気になりますね。彼は、女性にとっての“理想の男”また“抱かれたい男”などと、祭り上げられていますが、実際の人気や視聴率、また演技力という点でも、正直小栗には遠く及びません。主演と企画力で、どこまで数字が伸ばせるのかが見ものですね」(同)
木曜午後10時の『人は見た目が100パーセント』に関しては、主演の桐谷美玲に対する厳しい声が上がった。
「メディアでは、2月末に引退した堀北真希に代わって、所属事務所スウィートパワーの屋台骨を支える存在になるといわれていますが、桐谷を『外見以外に評価できるポイントがまったくない』と見ている業界人は少なくありません。昨年7月期に主演した月9『好きな人がいること』も低視聴率のまま終了しましたし、今回フジが『人は見た目が~』の主演に抜てきしたのは、ただ『桐谷以上の主演がほかに見つけられなかった』からでは」(制作会社スタッフ)
そして観月ありさが主演する、日曜午後9時放送の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』については、「フジは勝負を放棄している」という意見が。
「裏では、高視聴率ドラマを連発するTBS日曜劇場が放送される時間帯だけに、今回もかなり厳しい戦いになると思います。しかもTBS側は、相変わらず『フジの日9ドラマに出演した役者は、今後TBSのドラマに起用しない』という姿勢を取っていることから、フジは役者にオファーを断られることも少なくないんだとか。観月に関しては、単純に連ドラの連続主演記録を伸ばしたいという一心で出演を決めたのでしょう。今後観月に、TBSから主演級のオファーが来るとは思えませんしね。単話平均視聴率2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という歴史的な大爆死を喫した『HEAT』に近い数字を記録するのではと、フジサイドも予想しているようです」(前出・幹部)
そんな散々な評判が飛び交う4月期フジドラマだが、どれか1作品でも、下馬評を覆すことはできるだろうか。