嵐・櫻井翔は「40代の老け顔おじさん」? “顔パンパン”問題をDr.高須幹弥が斬る!!
【第35回】「高須幹弥センセイ、櫻井翔は、どうすれば昔のスリムな顔に戻れますか?」
老若男女から愛される、国民的アイドルグループ・嵐の櫻井翔。以前、同連載で、辛口(?)な高須クリニック名古屋院・院長の高須幹弥先生から、「目の開きがよく、二重の幅もちょうどいい。パーツ一つひとつの形がキレイで、配置も黄金比に近い」とベタ褒めされ、嵐イチのイケメンと診断されたこともあるが、近頃はネットを中心に「顔がパンパン」と物議を醸しており、ファンの阿鼻叫喚も聞こえてくる。高須先生、櫻井の顔がパンパンになった原因は何ですか? 20代前半の頃のような、シュッとした顔に戻れる可能性があるか、教えてください!
■顔パンパンの原因は「皮下脂肪」
櫻井翔さんの顔が丸くなっている原因の大部分は、皮下脂肪ではないでしょうか。むくみも多少あるとは思いますが、今は見るからに太っていると思います。これまでもふくよかな時期とほっそりとした時期を繰り返しているので、もともと太りやすい体質なのかもしれませんね。
そもそも、誰しも30歳を過ぎると代謝が落ちるので、20代と同じような生活を送っていると皮下脂肪が蓄えられて、太りやすくなるんです。櫻井さんは現在35歳なので、年齢的なものもあるでしょう。また、ジムなどに行って体を鍛えているそうですが、脂肪のつく部位は人によってそれぞれなので、櫻井さん場合は顔に脂肪がつきやすいのかもしれません。
■顔表面積の拡大でイケメン度もガタ落ち
以前に比べ、輪郭にシャープさがなくなり、頬は肉がついたことでたるみ、アゴも二重アゴになったので、見た目の印象は老けたように思います。輪郭や頬のたるみだけを見ると、プラス10歳くらい老けているのでは。櫻井さんは現在35歳なので、「45歳のたるみ方」といっていいでしょう。ただ、膨らんで肌にハリが出て、小じわや毛穴の開きが目立たなくなっているので、全体で見れば、実年齢プラス5歳くらいの印象だと思います。
また、パーツの形や配置はとてもいいのですが、太って顔の表面積が広がったことで、パーツが全体的に顔の中心に寄ったように見えてしまい、残念ながらイケメン度もかなり落ちたと思います。