芸能
サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』キアリスが映画製作を開始! 一方で「うやむやエピソード」に視聴者不満

2017/03/14 13:20
『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■3月11日(土)/133話~3月14日(火)/135話
 133話では、オイルショックによって栄輔(松下優也)が社長を務めるエイスは売り上げが下がり、出資していた大手商社の社長・古門(西岡德馬)から見放されてしまう。結果、エイスの経営が破綻し、栄輔は行方をくらませることに。そんな中、潔(高良健吾)が偶然大阪で再会したと言って栄輔を家に連れてくる。あくまで「偶然」会ったと言う潔に、ネット上では「潔さん、きっと必死こいて栄輔を探したな」「こういうところがカッコいい」との声が続出した。

 134話で、家も仕事も失った栄輔は、潔の家に居候の身となっていた。一方、キアリス社長の紀夫(永山絢斗)は、積極的な経営から慎重な経営へと舵を切ることにしたものの、開発宣伝部の部長である健太郎(古川雄輝)から反対の声が上がる。議論が進まない中で、すみれが突然、創業の思いを次世代に引き継ぐために「映画を作ろう」と提案。良子(百田夏菜子)の息子・龍一(森永悠希)に紹介されたプロカメラマン・亀田(上地雄輔)の助けを借りて、キアリスの映画作りがスタートする。

 135話では、本格的に映画作りに乗り出すキアリスメンバーの姿が描かれた。そんな中、明美(谷村美月)は栄輔と再会。「死んだ魚のような目」をした栄輔を明美は映画作りに誘う。キアリス創業当時から登場しているキャラクターたちが映画作りに向かって準備をしている様子に、視聴者からは「おばちゃんとおじちゃんが、わちゃわちゃしてるの最高に可愛い」「この微笑ましい感じが見たかったのよ!」と喜びの声が噴出。しかし、中には「事業縮小に納得してない健太郎はどうなった?」「健太郎の訴えに決着をつけないまま、スルーしそうな勢い」と宙ぶらりんのエピソードがあると指摘する声も上がった。

 温かな雰囲気でストーリーが展開する『べっぴんさん』、最終回に向けて目が離せない。

最終更新:2017/03/14 13:23
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