能年玲奈こと“のん”出演イベントで異様な光景――テレビカメラ集結も「オンエアなし」の怪
独立騒動によって改名した能年玲奈こと“のん”が、3月7日に都内で行われた電動アシスト自転車・BESVのイベントに出席した。会場にはマスコミが大勢訪れていたものの、「のんとケンカ別れに等しい状況となっている、大手芸能事務所・レプロエンタテインメントの圧力により、テレビではほとんど放送されなかった」(芸能プロ関係者)という。現在ののんとテレビ局、そしてレプロの三すくみは、例を見ないほどの異常事態になっているというが……。
のんの独立騒動が勃発したのは2015年。当時所属していたレプロは、一方的な独立だと激怒し、各メディアに「能年を取り上げるな」と圧力をかけ、その影響で露出は激減。16年7月から、のんに改名して再始動を発表したものの、業界から“干された”状態は今も続いている。
「今回のイベントは、テレビだけでなく、新聞やWeb媒体の報道も控えめでした。今もなお、レプロから『のんのことを取材しないでほしい』といった圧力が継続しているんですよ。とりわけテレビ各局がレプロの圧力に屈している理由は、同事務所に新垣結衣が所属しているから。新垣は、昨年の連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で再ブレーク中とあって、テレビ各局は、『レプロに逆らうと、今後ドラマに新垣をキャスティングできなくなる』と恐れているわけです」(同)
それでも各メディアとも、のんの取材現場には、以前から足を運んでいるという。
「その場で何か大きな発表がある場合や、不測の事態に備えて、各社とも取材には行っています。ただ、そのオンエア自体は、レプロの意向を汲んで控える……という、いびつな状況が生じているんです」(スポーツ紙記者)
イベント主催側は、この状況をどう捉えているのだろうか。マスコミを呼ぶことはできても、大々的に報道されないのんに対して、マイナスの印象を抱いていてもおかしくはないが……。
「同イベント終了後、一部マスコミが主催者サイドに『のんさんは芸能界でトラブルを抱えていることはご存知ですか?』と質問し、『もちろん。ただ、トラブルとは認識していない』といった回答があったそう。当然、これらのやりとりは、一切報道されることはありませんでしたが」(同)
また、レプロといえば、今年2月には清水富美加も宗教団体「幸福の科学」への出家を発表していた。
「レプロのホームページには、今も清水やのんが、所属タレントとして掲載されたままになっています。清水は今年5月に契約が終了するといわれているので、それまではレプロのタレントということなのでしょうが、のんに関しては協議が続いているため、いつ削除されるかも不明のままです」(同)
レプロ側の強い“執念”は見て取れるが、果たしてこの状況で、一体誰が得をするのだろうか。