『べっぴんさん』さくらの結婚式シーンスルーに視聴者あぜん! 「あり得ない」と構成にダメ出しも
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■3月4日(土)/127話~3月7日(火)/129話
127話では、すみれの娘・さくら(井頭愛海)と君江(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)が、結婚をしたいとすみれたちに申し出た。戸惑いを隠せないすみれだったが、良子(百田夏菜子)の息子・龍一(森永悠希)に、さくらと健太郎も大人になったことを気付かされ、2人の結婚を認める。
128話でさくらは、2人の結婚を認めたものの、一人娘と一人息子の結婚のため、跡取り問題にぶつかってしまう。さくらと健太郎は、「家を継ぐという考えは今の時代古い」と主張するが、すみれの夫・紀夫(永山絢斗)はこれを反発。「家を出る気なら、結婚は白紙だ」とさくらに告げるのだった。
129話では、さくらの跡取り問題に悩む紀夫が、義理の兄である潔(高良健吾)からの提案を受け、自分の実父である田中五郎(堀内正美)と会うことに。そこで自分を婿養子として坂東家に出した際の親の気持ちを知った紀夫は、さくらを嫁に出すことを決める。そして、月日は流れて3年後。健太郎は開発宣伝部の部長となり、さくらのおなかには、小さな命が宿っていた。
ここ最近、ずっとさくらを中心とした物語が描かれ続けてきた『べっぴんさん』だが、結婚式や新婚生活がまったく描かれなかったことで、視聴者からは「まさかのここで駆け足!」「ここまで引っ張ったんだから、結婚式くらいちゃんと見せてよ! あり得ないでしょ」「ほかにもっといらないエピソードがあったでしょ!」とツッコミの声が噴出。一方で「展開が早かった初期の頃が戻って来たね」「このあっという間に物語が終わりそうな感じ、なんか懐かしい」と、ドラマ開始当初の超スピード展開を思い出している人もいたようだ。
3月中旬以降に登場する新キャラクターのキャストも発表され、時代もどんどんと先に進んでいく『べっぴんさん』。3年後のキアリスメンバーが、どのような活躍を見せるのか見守っていきたい。