『就活家族』脚本に凡ミス!? 「スマホ持ってないの?」と視聴者が呆れた“すれ違いシーン”
3月2日に放送された『就活家族~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系)第8話が、平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の9.3%から1ポイント以上アップし、初回の11.0%以来の2ケタを達成した。
「同ドラマは、主人公・富川洋輔(三浦友和)の一家が全員無職という状況に陥り、家庭崩壊していく様子が描かれています。第8話では、洋輔が妻・水希(黒木瞳)から財産分与の意思を告げられ、離婚話が本格化。ネット上では、『夫が大手メーカー勤務じゃなくなった途端に離婚するなんて、妻が身勝手すぎる!』など批判が噴出しました」(芸能ライター)
その一方で洋輔は、勤めていた会社からインドで設立される新会社社長の座を打診されていた。そんな中、父のインド行きを知った長女・栞(前田敦子)は、“お別れ会”の名目で、両親の“仲直り会”を開くことに。当日、洋輔を退職に追いやった元凶の社員・川村優子(木村多江)が現れたものの、洋輔は川村を振り切って家族の集まるレストランへ向かった。
「川村に関しては、ドラマ開始当初から『演技が怖すぎる』『ドラマとわかっていてもゾッとする』といった書き込みが多かったんです。そんな川村と洋輔の対峙シーンが視聴者を引き込んだ結果、視聴率につながったのかもしれませんね」(同)
しかし、最終的に洋輔は、どうしても外せない仕事が入ってしまい、レストランに到着したのは、みんなが帰った後だった。
「切ないラストだったのは間違いありませんが、ネット上には、それよりも『いや、普通に考えて電話するだろ』『みんなスマホ持ってるよね?』『せめてメールで連絡取り合えよ』などと、ツッコミが飛び交いました。せっかくドラマに引き込まれていたのに、現代ではあり得ない脚本にしらけてしまったという視聴者が続出したんです」(同)
最終回目前の『就活家族』だが、こうした詰めの甘さが最後まで視聴率を左右することとなりそうだ。