藤ヶ谷太輔、4月期「フジ日9」ドラマ出演決定! Kis-My-Ft2が「脇役」出演を解禁するワケ
Kis‐My‐Ft2・玉森裕太に続いて、藤ヶ谷太輔も4月期連続ドラマに出演することがわかった。2人はキスマイの“ドラマ班”とされ、これまで藤ヶ谷が出演した『信長協奏曲』(フジテレビ系)を除き、全ての連ドラ出演は、“主演”もしくは“先輩ジャニーズのバーター”だった。しかし、このルールは新年度より完全撤廃されるようだ。
「藤ヶ谷が出演するのは、フジテレビ系日曜午後9時放送の観月ありさ主演ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』。この放送枠は、昨年4月に復活されたものの、低視聴率が続いており、“廃止寸前”といわれている枠です」(テレビ局関係者)
観月が主演に抜てきされたのは、事務所の後輩である西内まりやが、なかなか決まらなかった1月期フジ月9の主演を急きょ引き受けてくれたお礼であると、「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。
「観月サイドは、連ドラの連続主演記録を伸ばしたい一心なので、もはや放送枠や企画内容にはこだわっていません。しかし原作ファンからは、『原作の主人公に比べておばさんすぎる』『ミスキャスト』と、起用を疑問視する声が飛び交っているんです。フジの日9枠で放送ということもあり、業界内では早くも『大コケ必至』とささやかれています」(同)
これまで『ビギナーズ!』(12年、TBS系)『仮面ティーチャー』(13年、日本テレビ系)『MARS~ただ、君を愛してる~』(16年、同)などの連ドラで主演を務めてきた藤ヶ谷にとっては、「“格落ち感”の漂う仕事でしょう」(同)という。
「キスマイの連ドラ出演事情は、昨年までとガラッと変わったようです。マネジメントを担当していた飯島三智氏がジャニーズを去って以降、キスマイは存続さえも危ぶまれたものですが、露出をキープするために、『主演にこだわらない』という手段を選んだということでしょう。正直言って、藤ヶ谷主演作は数字的に苦戦してきました。『ビギナーズ!』は、プライム帯の放送で、全話平均7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最終回では5%台を記録するなど大爆死。昨年9月放送の3夜連続ドラマ『バスケも恋も、していたい』(フジテレビ系)も、第1夜が3.3%でキー局最低を記録したんです。こうした背景もあって、主演以外を引き受けることにしたのでしょう。ちなみに玉森も4月期の金曜ドラマ『リバース』(TBS系)に出演しますが、主演でも先輩のバーターでもありません」(芸能プロ関係者)
なお藤ヶ谷は、2014年のフジ月9『信長協奏曲』に、小栗旬、向井理に次ぐ男優の3番手として出演しているが、「同作はフジの開局55周年を記念した大作だったことに加えて、出演ギャラも破格だっただけに、飯島氏が『藤ヶ谷にとってプラスになる』と踏んで、出演させたのでしょう。『櫻子さんの足下には~』のギャラも、他局に比べれば高めではあるものの、それでも主演に比べれば格段にレベルは下がります。ある意味、プライドを捨てなければいけない戦法ですが、キスマイサイドは、それでもとにかくドラマに出るべきだと考えたのでは」(同)という。
飯島氏という大きな後ろ盾を失い、ジャニーズ事務所からの独立説もささやかれるキスマイだが、この戦法によって起死回生は図れるのだろうか。