「誰でも、何度でも結婚していいんです」バツ3でも幸せになる方法
■古典的なアクションも大いに活用
――ある程度年齢がいってしまうと、出会いの機会を探すのも難しいですね。本書では婚活パーティーのほか、流行の「相席サービス」のある居酒屋や、カフェなどの利用も勧められています。
三松 むしろ、ナンパも奨励しています。「相席サービス」は、女性は無料や低料金で楽しめるので、モノは試しとして、お得に飲む程度の感覚で行かれてはいかがでしょう? 私も行ってみましたが、なかなかよかったですよ。
とにかく、きっかけは自分で作ってください。お部屋を探す時と同じで、不動産の物件のように、たくさん見た中から選ぶほうがいいのです。自宅と会社の往復だけで、出会いがあるわけないじゃないですか。まずは、自分の興味のあるところに、自分で行くことです。たとえば、いつも行くファストフードではなく、ちょっとオシャレなカフェに行って周囲を見てみてください。一人で過ごしているイケメンさんが結構いますよ。とはいえ、ルックスだけで選ぶと、失敗の可能性も高いのですが。まずは裾野を広げる。
――知らない男性に声をかけるのは、勇気が必要です。
三松 ダメ元でいいんですから、どんどんアタックしてください。婚活パーティーよりも気軽でいいのではないでしょうか。いきなり「付き合いましょう」ではなく、「よくこのお店で本を読まれてますね」など、無難なあいさつから開始します。目の前でハンカチを落とすなど、古典的なアクションも大いに活用することです。ファーストアクションで人生激変。成功と失敗はフィフティフィフティですから、5割の確率で彼と話がはずむと信じてみてください。
それから、恥ずかしがらずに「再婚したい」あるいは「結婚したい」という意思を周囲にオープンにするのもオススメです。そうすることで、誰かを紹介してもらったり、独身の男性が来るパーティーや飲み会に誘ってもらえたりするようになります。
そして、パーティーなどの席では、一番目立たない男性と一番目立つ男性に声をかけるのがコツです。所在なげにしている男性には飲み物を取ってあげるとか、みんなと話している男性には、「楽しかったので、また呼んでください」と声をかけたりして、「安心感のある、話しやすい女性」を印象づけるのです。本命となる人は、こんなあなたをきっと見ています。振れ幅を広く持ちましょう。