『突然ですが、明日結婚します』月9史上初の5%台記録! 次回予告が「あり得ない」と波紋
2月27日に放送されたドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)第6話が、月9史上初の5%台となる平均視聴率5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、3週連続で月9単話最低視聴率を更新したことがわかった。
同ドラマは、結婚願望の強い高梨あすか(西内まりや)と、絶対に結婚したくない派のイケメンアナウンサー・名波竜(flumpool・山村隆太)が恋に落ちるラブストーリー。第6話では、同棲を始めたあすかと名波の前に、あすかの家族が登場。「女子3人で暮らす」と嘘をついていたあすかは、同棲がバレないように工作する……といったストーリーが展開された。
「第6話では、あすかと名波が、喧嘩後に仲直りのキスをするといった胸キュンシーンがありました。しかし視聴者からは、『最初から見てるけど、お互いどこに惹かれたのかわからない』『本当にこの2人って、愛し合ってるの?』『胸キュンシーンだけを見せつけられても微妙』と、脚本へのツッコミの声が噴出。ラブストーリーの核となる、主人公と相手役の心理描写が雑すぎる点が、視聴率低下につながっているのでしょう」(芸能ライター)
これまで、フジ月9の単話最低視聴率は、福山雅治主演の『ラヴソング』が記録した6.8%。『突然ですが、明日結婚します』は、それを1.8ポイントも下回ってしまったことになる。
「視聴率低迷は、主演の西内にも原因があるでしょう。西内は以前から、モデルに歌手、女優とマルチに活動していますが、『全て中途半端』『ゴリ押しで売れてるふうに見せているだけ』と評されることが多く、また昨年4月の熊本地震の際には、『備えあれば憂いなし』といったコメントとともに、自撮り写真と非常持ち出し袋のイラストをTwitterに投稿し、『ノリが軽すぎて不謹慎』『こんなときまで自分をアピールなんて』とアンチが急増したこともありました。正直言って、好感度の高い女優ではないため、『西内のドラマが見たい!』という視聴者は多くないのでは。俳優初挑戦の山村に対しても、『滑舌が悪い』『何を言ってるかわからない』と演技力に対して辛らつな声が上がるばかりで、視聴率を下げる要因となっているようです」(同)
第6話まで、平均視聴率は6.9%。大爆死といわれた前クールの『カインとアベル』、前々クールの『好きな人がいること』ですら、全話平均視聴率は8%を超えていた。
「ここ数年の視聴率低下により、“月9ブランド”は完全に崩壊しています。人気の俳優・女優が月9出演を拒んでおり、企画がなかなか定まらないといった報道が加熱し、『突然ですが、明日結婚します』は付け焼刃の作品であることが世間に浸透してしまったんです。そのため、放送前から視聴者の期待値がかなり低かったのも、月9史上初の5%台という大惨事を招いてしまったのでしょう」(同)
第7話では「名波がスキャンダルによって海外左遷の危機」という展開が予告されており、「荒唐無稽すぎて、さらに視聴率下がりそう」との声も上がっている。『突然ですが、明日結婚します』には、もはや挽回のチャンスすらないのだろうか。