『べっぴんさん』さくらをイビる先輩社員登場! 「さすがに性格悪すぎ」と視聴者から大不評
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■2月25日(土)/121話~2月28日(火)/123話
121話で、すみれの娘・さくら(井頭愛海)と新入社員たちはキアリスの新商品審議会に出席。新入社員は審議会で商品のプレゼンをすることになっていたが、さくらは構想をまとめきれないまま、プレゼン案を持ってくることができず、すみれから「舐めているなら辞めなさい」といわれてしまう。しかし、さくらはそこから一念発起し、1日で新商品のプレゼン案を作り上げるのだった。
122話では、新入社員の配属先が決定。君枝(土村芳)の息子・健太郎(古川雄輝)は開発宣伝部に配属されるが、経営陣の身内が入ってきたことを快く思わない先輩社員たちに歓迎されない。快く思っていないことをはっきりと顔や態度に出す開発宣伝部の先輩・明日香(大西礼芳)に、視聴者からは「社会人としてこの態度はない」「学生じゃないんだから」「性格が悪すぎる」という苦言が飛び交った。さらに、この問題を知ったさくらの夫・紀夫(永山絢斗)は、2週間の期間限定で、明日香たち先輩社員も含んだ、若手社員だけのキアリス仮店舗を営業させ、結束を強めようと考える。
123話では、仮店舗での営業に向けて動き出した若手社員の姿が描かれた。若手社員だけの会議でも、経営陣の身内への不快感を露骨に出す明日香たち。そして仮店舗オープン初日、客はほとんど訪れず、明日香は健太朗に向かって「おぼっちゃんに騙された気分」とつぶやき店を立ち去ってしまうのだった。この展開に、視聴者からは「ここまで態度に出す人なんているの?」「不自然なくらい態度が悪くて、違和感を覚える」といった声や、これまで身勝手な振る舞いで『べっぴんさん』の“不人気キャラ”に君臨していたさくらより「ムカつく」との声が続出。視聴者の中には、「さくらの好感度を上げるために、明日香が嫌な奴に描かれるのでは」と疑問を呈する者もいた。
エイス・社長の栄輔(松下優也)がキアリスを訪れ、大阪万博に関わる仕事を持ってくる場面も描かれた123話。すみれたち親世代、さくらたち子ども世代、それぞれのストーリーが同時進行していくとみられ、視聴者の関心も高まっている。