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サイゾーウーマン世論調査

30代以上の女性に聞いた「プチプラコスメはアリかナシか?」――「見栄関係ない」「劣化が始まる」

2017/02/26 17:00

 30歳を過ぎると、途端に「身に付けるものが年相応かどうか」を見られるようになる。若者向けのファッションをしていると「イタい」「若作り」と後ろ指を指されたり、はたまた、安価な素材でつくられたアイテムも「みすぼらしく見える」などと指摘されることも。では、化粧品はどうだろう? 化粧品と一口にいっても、ドラッグストアで購入できる数百円のプチプラコスメから、デパートでしか買えないウン万円の超高級コスメまで、世間にはさまざまなアイテムが出回っている。以前Twitterでは、「いい大人が100円ショップやキャンメイクといったプチプラコスメを使用していることに笑ってしまった」といったとあるユーザーのツイートが物議を醸したが、果たして30代以上の女性はこれをどのように捉えているのだろうか。そこで今回は、そこで今回は、「30代以上の女性がプチプラコスメを使うのはアリかナシか?」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:30~60代の女性/調査期間:1月19~1月25日/有効回答数:100)

 

Photo by barnimages.com from Flickr

 その結果は、なんと95%の女性が、プチプラコスメを使うのは「アリ」という回答になった。その理由はさまざまで、最も多かったのが、

「その化粧品が自分の肌に合うものなら、使ってかまわないと思います」(40代)
「コスメは使う人が満足できることが1番だと思うので」(30代)
「何をどのように使って自分を演出するかは個人の価値観によって変わると思うので、年代によって一括りにされることには疑問があります」(50代)
「プチプラコスメでも、最近ではとてもいいものが多くなったと思います。たとえ、高くても肌に合わなかったり、良くないものはあると思います。値段だけで判断するのではなくて、自分に合うか合わないかで判断するべきだと思います」(30代)

といった、自分にそのコスメが合っているかどうかが重要であり、値段は関係ないといった意見。中には、「ナシのはずがない。だいたい何使っていようが、見た目がよけりゃそれでいいわけだから。人間の皮膚は、人それぞれで、私なんか、60歳になるけど、百均のコスメで十分いけてると自分で思ってる。え? 人はそう思ってないって? でも、自分がよけりゃそれでいいわけだし」(60代)と、他人の目ではなく、自分の価値観を信じるべきであるという力強い意見もあった。

 次に多かったのが、30代からの“経済事情”に鑑みた意見だ。

「節約できるところは出費を抑えて、貯蓄するのも大事だと気づく年齢だと思う」(30代)
「コスメ以外にお金を使うところはほかにいくらでもあるし、高級なだけのコスメを購入するより将来に備えての貯金も大事」(50代)
「30代になるという女性の生活状況はかなり個人差があります。特に、子育てをしている場合は食費や子どものための出費など、自分のこと以上にお金がかかると思うので、自身の出費は抑えられる、プチプラコスメでもいいと思います」(30代)
「子育て世代は独身時代よりもお金がかかるので、プチプラコスメでもかまわない」(40代)

など、30代以降は、“高級コスメよりお金をかけるべきものが出てくる”と考える人は多いようで、「高い化粧品やファッションにお金を使い、家計をかえりみない女性より、できる範囲でキレイを楽しめる女性がいいと思います」(40代)と、美容にやたらとお金をかけすぎることを疑問視する人も。「いろいろなカラーなどに気負いなく挑戦ができるので良いと思います」(40代)といった、プチプラ愛好者の方が美容を楽しんでいるとの指摘を踏まえると、長らく不況が続く日本では、節約意識を持ちながら、工夫して美容を楽しんでいる人の方が、女性のあこがれを得やすいのかもしれない。

 そのほかには、高級コスメとプチプラコスメの使用感に「そこまで差はないのでは」という意見もあった。「化粧の値段によって、効果が劇的に異なるということはないと思います。その時の気分や予算でプチプラとブランド物とを使い分けるのがよいと思うので、それは年齢の問題ではないと思います」(40代)「その人のお肌に合うのだったら別に構わないと思う。値段が高いのは容器の装飾なども関係する場合もあるから」(50代)、また逆に「プチプラコスメは余計な香料が入っていないものが多いので、肌への負担が軽いような気がします。普段メイクの時ならプチプラコスメでいいと思います」(40代)など、プチプラの使用感の方が良いと支持する声も出ていた。

 では一方で、「ナシ」と答えた5%の人の意見を見ていこう。

「若さで対処できるのは20代も前半までだと思うので、外観的な仕上がりがたとえよかったとしても、肌への影響を考えるなら、しっかりとした化粧品を使うべきです。もちろん、経済的に難しいというのであれば、致命的な部分(下地など)は少なくとも、プチプラではないものを選択するべきです」(30代)
「それなりのお値段のする化粧品が必須だと思う。あらゆる部分の劣化が始まるので」(40代)

 「この年齢になったら、プチプラコスメは恥ずかしい」といった、他者からの目線を気にした“見栄”のためではなく、自身の加齢を実感した上で、高級コスメの必要性を訴えているようだ。

 実は、「アリ」と答えた人の中にも、「ポイントメイクくらいならありだと思いますが、スキンケアは流石にヤバいと思います」(40代)「基礎化粧品は別として、メークアップコスメは安くても良品はたくさんある」(50代)など、基礎化粧品をプチプラで揃えることに否定的な人がいた。肌に合わなければ大きなトラブルに直結してしまう基礎化粧品は、安価だという理由だけで手を伸ばしづらいという人は少なくないのかもしれない。

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