『冬ソナ』女優の“ヒアルロン酸”顔もヤバイ! 韓国大企業の汚職ぶりを暴くドラマが話題
T子 パク・シニャンが主演って時点で高視聴率は約束したようなものよっ!
A美 パク・シニャンって、えーっと……。
T子 『パリの恋人』の!! まさかA美ちゃん、『パリの恋人』も知らないとか?
A美 うちのお母さんが好きなんで、家にDVDはありますよ。あの、メガネの人ですね。結構なおじさんじゃないですかー。
T子 知らない人には、メガネの地味なおじさんにしか見えないけれど、彼のドラマを見た人は、不思議とみんな彼に惹かれちゃうだからぁ。なによ、その興味のなさそうな態度は!!
A美 す、すみません! あ、でもその『町の弁護士』はちょっと気になってたんですよ。ハメられた敏腕検事がホームレスに転落するまでの話なんですか?
T子 ちょっとー、そんなストーリーじゃ希望がないでしょっ! 正しい人がハメられて、負けたまま終わるドラマだなんて~。
A美 そんなバットエンディングだったら、きっと韓国の人たちが見ないでしょうね。
T子 「結局この国は金のある奴らがやりたい放題じゃねーか!」ってなるわね。
A美 そうそう! 大統領がらみのニュースでも、そうやって叫ぶ国民の姿を見ましたし。
T子 このドラマは、一度はホームレースに落ちた男が、庶民を守る弁護士となって再び立ち上がり、悪党どもをばっさばっさと裁いていくストーリーよ。例えるならば、『遠山の金さん』的な……。あっ! またA美ちゃんの知らないドラマの話をしちゃったかしら(笑)?
A美 『遠山の金さん』は、夏休みに再放送でやってたから知ってますよー。
T子 なるほどね(笑)。とにかく『町の弁護士』は痛快で爽快、老若男女、誰にでもハマるドラマじゃないかなぁ。
A美 庶民を守る弁護士だから、闇金とか、オレオレ詐欺集団とかと戦うんですか?
T子 相手はもっと大物よ~。金で全てを思い通りにする大企業の“裏の顔”を、どんどん暴いていくの! その大企業は、ドラマでは「韓国10大企業の1つ」として描かれているんだけど、これが妙にリアルでさ。大企業の会長が、ソウル中央地検の検事長や韓国最高の弁護士事務所の代表とズブズブの関係で汚職まみれだったり、大企業のバカ息子が起こした事件をもみ消すため、社会的弱者がその罪を着せられそうになったり。韓国だけに、なんかリアルなの(笑)。
A美 たしかに。韓国のあの大企業ももしや…って、思いながら見ちゃいそうです (笑)。