芸能
サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』すみれの娘・さくらは“視聴者人気最低”? 「成長しない」と非難ごうごう

2017/02/21 14:17
『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■2月18日(土)/115話~2月21日(火)/117話 115話では、すみれの娘・さくら(井頭愛海)、さくらの幼馴染の健太郎(古川雄輝)と龍一(森永悠希)、そしてこれまですみれとゆり(蓮佛美沙子)の親代わりとなっていた坂東家執事の忠一郎(曽我廼家文童)と女中の喜代(宮田圭子)の旅立ちを祝して、喫茶ヨーソローで送別会を開催。すみれたちは自身の子どもに、手作りの服をプレゼントした。

 116話から、時は流れ、舞台は昭和44年4月に。株式会社キアリスは、創業20周年を記念してパーティーを開いていた。社員数が増え、専門知識を持った若い社員も働くように。そして秋になり、キアリスの新入社員採用面接が実施されることになった。その面談の場に、書類選考にはなかった、さくらや君枝の息子・健太郎の姿を見つけ、すみれたちは驚くのだった。

 117話では、さくらと健太郎がキアリス人事部長の中西(森優作)に頼んで、すみれたちにバレないように自分たちの履歴書を書類選考合格者の履歴書と混ぜていたことが明らかに。すみれやすみれの夫で社長の紀夫(永山絢斗)、君枝は「身内を入れれば会社に悪い影響を与える可能性がある」と2人の採用に反対するが、中西は「1人の人間として会社に有益であるかどうかを判断したい」と主張する。

すみれに向かって「娘関係なく個人で判断して」と言ったさくらに、ネット上では苛立ちの声が噴出。「高校生の頃から、全然成長してないじゃん」「いや、勝手に履歴書を合格者の中に混ぜておく小細工をしたのに、言ってることおかしいだろ」などと批判の声が飛び交った。中には「『べっぴんさん』の嫌な部分を、全部詰め込まれてるさくらがかわいそう」「登場人物がみんな“いい人”だけに、さくらの嫌なところばかりが目立ってしまう」といった同情の声を上げる人も。

 就職試験、身内採用という現代でも身近なテーマが描かれだした『べっぴんさん』は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。

最終更新:2017/02/21 14:17
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