古巣で盛大にドヤる永瀬廉と、“ジャニー度100%”の特濃ぶりがすごかった『まいジャニ』
2月19日放送分『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)の濃厚さに、驚いた。
前回に引き続き「ライバル」をテーマに、舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』に密着するという内容で、ゲストはMr.KING、HiHi Jet(高橋優斗は不在)、さらに昨年11月下旬に結成されたばかりの東京B少年。
いまジャニー社長が最も熱を上げていると思われる3つのJr.ユニットが勢揃いした状態は、まるで非常用持ち出し袋に入れた貴重品を一斉に広げて見せているようだ。人選があまりに「ジャニー度100%」なのだ。
「ライバルに負けないシーン」として紹介されたのは、ローラースケートやフライング、何より東京B少年たちが真っ赤な衣装+黒のハットで披露するマイケルジャクソンの「スリラー」だ。もうジャニー社長の趣味以外の何ものでもない。だが、この回は「ジャニー社長の世界」でありつつ、かつてのレギュラー・永瀬廉の世界でもあった。
1人ずつ自分がライバルだと思う人を挙げていくトークでは、平野紫耀が「山下(智久)くん」、高橋海斗が「Prince」を挙げる中、次の順番の永瀬廉を、しっかり者で仲良しの西畑大吾が恒例のイジリでスルーする。
「待って、俺、聞いてないよ!」(永瀬)
イジリに対し、待ってましたとばかりにはしゃぐ永瀬の“嬉ション”ぶりは、もはやこの番組の不定期コーナーのようになっているが、「はいはい、じゃあ、言うてええよ。パッと言って」と西畑がふると、
「(Sexy Zoneの)佐藤勝利くん」(永瀬)
「なるほど。はい」(西畑)
あっさり流されても、さらにこう続ける。
「理由説明していい? 今回の舞台一緒にやってて、昨年まで(佐藤は『ジャニーズ・ワールド』の)座長やってたじゃないですか。俺も、いつかその立場まで行けるように頑張っていきたい。勝利さんを超えて、どんどん上にのぼっていきたいというのはあって」
このコメントを聞いて、ドキッとした。「WiNK UP」3月号(ワニブックス)に何気なく書かれていた衝撃の内容と結びついてしまったからだ。「運命の相手」というテーマで永瀬が挙げた「運命の人」には、こうある。