コラム
[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

娘の学童での羽根つき大会、親が「うちの子はヘタ」と参加させないのはもったいない!

2017/02/20 20:04
(C)倉田真由美

 前回書いたように、小学1年生の娘ココが通っている学童で「羽根つき大会」があり、ココはひとり羽根つき(サッカーのリフティングみたいに羽根つきをするもの)の練習で250回もできるようになるなど、気合十分。

 競技の1つに「親子羽根つき勝ち抜きトーナメント」というものがあったのですが、大会当日はオレが仕事で途中からの見学だったので、妻くらたまに出場してもらいました。競技が始まって1時間遅れで会場に入ると、すでに試合は始まっていて、ココの試合にはギリギリ間に合った感じ。親も交ざって4チームにわかれ、1人ずつ戦い、勝利数が多いチームが勝ちというわけ。

 ココの1試合目は惜しくも負けてしまった。「頑張ったじゃん! 次もあるからまた頑張ろうな」と声をかけたのですが、相当悔しかったようで号泣……。ちなみに妻くらたまは子どもと対戦! 絶対に負けると思っていたら、なぜか勝利。子ども相手に、「どりゃー!」とドタドタ走り、羽子板ブンブン振り回していたので、子どもが怖がってるっつーの! 子どものビビリ負けですな。とはいえ、運動が苦手な妻が勝ったことに、オレとココはビックリですよ。

 そして2試合目。ここでもココは負けてしまい、また号泣。そこまで泣くのかってくらい泣きじゃくってます。1点差だったから余計に悔しいんだろう。もちろんほかの子だって負けているんだけど、お遊びで羽根つき大会に出てるような子、負けて当然とあきらめている子も何人かいて、そういう子は「また負けたー」と笑っているんだけど、ココみたいにやる気満々な子は男子も女子も負けたら号泣! その姿を見ると、こっちまでグッとくるものがある。

 そして3試合目で、ようやくココが勝った! いやーよかった! これで負けてたら、「もう羽根つきやらない!」と言い出しそうだったからさ。試合後は、賞状の授与。ココは1年生の部で、勝ち抜きトーナメント第3位! ひとり羽根つきで2位! 賞状2枚と記念バッジ2個をもらってかなり喜んでます。羽根つき大会は来年もあるので、次は1位を目指そう。

 羽根つき大会と聞いた時は、ただのお遊びかと思っていたんですが、これはもうスポーツですね! 小学校低学年で負けた時の悔しさを実感していたり、チームのほかの子を応援したりする姿を見て、子どもたちにとってすごくいい経験だなと思いました。

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