『べっぴんさん』すみれの娘・さくらの恋物語が大不評! 「好感度下げる脚本」と視聴者不快感
ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!
『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。
■2月1日(水)/100話~2月3日(金)/102話
100話では、喫茶ヨーソローで働くようになったすみれの娘・さくら(井頭愛海)が、東京でプロのドラム演奏者になろうと夢見る二郎(林遣都)を応援していくうちに、再び想いを募らせていく。
101話で、東京から来たスカウトマンに「プロを目指して東京にこないか」と声をかけられた二郎。その話を聞いたさくらは、自分もついて行きたいと伝えるが、二郎の恋人であり、現在行方をくらましている五月(久保田紗友)のことをまったく考えない態度には、視聴者から批判が噴出。ネット上には、「五月とさくらは友達じゃなかったの?」「五月より自分の恋路って、イラっとくる」といった呆れた声が飛び交った。
102話で、すみれは五月がアルバイトをしている姿を見かけ、彼女が妊娠していることを知る。五月のことを伝えようと、ヨーソローを訪れたすみれは、そこでさくらも二郎を慕っていると気づくのだった。この一連の展開に、視聴者からは「さくらが未熟だって表現したいんだろうけど、度が過ぎてて不快」「さくらの成長のための恋物語が、ドラマのメインになっちゃうのはどうかと」「ヒロインの娘の恋愛なのに全然応援できない」「ただたださくらの好感度を下げてる。ここから改心してもなぁ」「早く決着をつけてほしい。飽きた」など、さくらの恋物語を1カ月近く引っ張り続けている脚本に辟易した声が多数上がっている。
さくらとすみれの母娘問題にスポットが当たっていたはずが、知らぬ間にさくらの恋物語となっていた『べっぴんさん』。視聴率は20%の大台をキープしているが、視聴者に不評なさくらの恋物語に早く決着をつけないと、視聴率ダウンもあり得るだろう。