『クイズ☆スター名鑑』すでに打ち切っていた! 最終回告知ナシで“3カ月終了”の悲劇
昨年10月、『クイズ☆タレント名鑑』(TBS系)の後継番組としてスタートした『クイズ☆スター名鑑』が、“ワンクール打ち切り”となっていたことがわかった。当初より、番組ファンからは深刻な低視聴率ぶりが危惧されていたものだが、最終回の告知さえないまま、人知れず終了していたという。
ロンドンブーツ1号2号・田村淳と枡田絵理奈アナが司会を務める『スター名鑑』。日曜ゴールデンながら、“スネに傷”持つ有名人を積極的に起用し、スタジオトークでもあえてスキャンダルをネタにする“下世話”な内容が、一部ファンから好評を得ていた。
「しかし、日曜ゴールデンは現在、番組制作が最も嫌う枠。理由は、日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』が1人勝ち状態だからです。日テレの裏番組は、どれだけ力を入れても絶対に数字が追いつかず、打ち切りが目に見えています。そんな中で、あえて飛び道具である『スター名鑑』で勝負を挑んだTBSですが、結果は大惨敗となりました」(スポーツ紙記者)
『スター名鑑』の視聴率を振り返ると、10月16日の初回SPから5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と厳しい滑り出しで、11月27日には4.2%と、ゴールデンながら5%割れを記録。しばらくは『珍種目NO.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』(同)など、別番組が放送される事態が相次いだ。そして最新となる1月22日放送は、なんと6週間ぶりのSP放送となったが、こちらも5.4%と振るわずだった。
「そして、この22日放送をもって、正式に打ち切りが決定しました。エンディングでは、特に最終回という触れ込みはなく、また現在でもオフィシャルサイトでは『次回もお楽しみに!』とインフォメーションされていますが、今後、番組が放送されることはありません。半年ならまだしも、3カ月強での打ち切りは異常事態であり、4月までは特番のクイズ番組を放送し、なんとか急場をしのぐようです」(芸能プロ関係者)
告知さえなく最終回を迎えたバラエティというと、直近では『不思議探求バラエティー ザ・世界ワンダーX』(同)、『ニュースな晩餐会』(フジテレビ系)など、日曜ゴールデンが大半を締めている。数字が追いつかなければ、やはり放送継続は難しいと思われるが、せめて番組ファンのためにも、何らかの形で報告した方がよいのではないだろうか。