虚ろな目でろれつも回らず……奇行が報じられたミーシャ・バートンの、ショッキングな動画が公開される
映画『シックス・センス』(1999)で知名度を上げ、人気青春ドラマ『The O.C.』(2003〜07)での美少女役が当たり役となり、大ブレークした女優ミーシャ・バートン。しかし、飲酒運転で逮捕されたり、薬物に手を出したり、金銭トラブルで訴えられたりとタブロイドを賑わせ、ハリウッドから干されるように。付き合う男はダメンズばかりで、不摂生な生活がたたってか激太り・激痩せを繰り返し、天使のように美しかった面影は、あっという間になくなってしまった。
どん底まで落ちたミーシャは、イギリスに移住。王立演劇学校で学ぶなど、穏やかな生活を送るようになった。体形もスリムに戻ったところで、昨年にはセレブがプロダンサーとペアを組んで競うアメリカの人気番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出場。ろくに練習しないため結果は振るわず、予選脱落後は番組を「人気コンテスト」と批判して視聴者をあぜんとさせたが、美貌を取り戻した彼女に完全復活を期待する声も多く上がった。
そんな中、ミーシャが精神鑑定を受けるために病院に搬送されたと報じられたのだ。
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、「26日早朝、ウエスト・ハリウッドの自宅でミーシャが精神崩壊し、通報を受けた保安官らにより病院に搬送された」と報道。3枚の写真とともに詳細を伝えているのだが、大きく口を開けて叫ぶ姿や身を縮めておびえた表情を浮かべる姿などを写したショッキングなもの。保安官と消防隊が精神鑑定を提案したところ、ミーシャが同意したため、病院に搬送したと伝えた。
米ゴシップ芸能サイト「Hollywood Life.com」は、実母との口論が今回のメルトダウンの引き金になった」と報道。ミーシャは以前よりマネジャーを務めていた実母と金銭をめぐる確執があり、15年に「出演料を低く伝えられ、その差額を母親が懐に入れていた」と告訴している。これがきっかけでミーシャは母親と共同名義の豪邸を追い出されてしまい、親子関係は泥沼化。同サイトは、豪邸を追い出されたミーシャは友人と共にこぢんまりとしたアパートメントに移り住んだが、「庶民的なアパートのため、豪邸暮らしをしていたミーシャには精神的にこたえたようだ」という消息筋の話を紹介している。その後「TMZ」も、このアパートに移り住んでからというもの、庭のテラスで泣き叫んだり、支離滅裂なことを叫んだりと、情緒不安定な状態が続いていたという近隣住民の話を紹介した。
しかし翌27日、ミーシャ本人が米大手芸能誌「People」を通して声明を発表。25日の夜に、自分の誕生日を祝うために友人たちと外出したのだが、お酒を飲むうちに自分の言動が変だと気づいたとし、「病院で検査した結果、体内から(デートレイプ薬として有名な)GHBが検出された」と告白。「わたしは適切な処置を受けたあと退院し、すでに帰宅している」「これはすべての若い女性たちへの教訓です。みなさん、お気をつけください」と締めくくり、何者かが飲み物のグラスにデートレイプ薬を入れたのだと明かした。この声明に、世間はびっくり。「被害者だったのか」「乱暴されなくてよかった」と同情する声が上がった。
これにて一件落着と思われたミーシャの奇行騒動だったが、28日、大手ゴシップ芸能サイト「Radaronline.com」が「薬を盛られたと説明しているが、ミーシャは数カ月前から精神的に不安定だった」と報道。30日には「TMZ」が、措置入院させられる直前に撮影されたミーシャの映像を公開。その動画があまりにもショッキングだと、大きな波紋が広がっている。