江角マキコ、“詐欺師との不倫密会”釈明は謎だらけ? 弁護士が「不可解な点」を解説
江角マキコが、1月26日発売の「女性セブン」(小学館)で、「女性自身」(光文社)が報じた“不倫疑惑”に対する反論を行った。江角は「私にとって、このインタビューが正真正銘、最後の仕事になります」と語り、不倫相手とされる投資家・A氏との関係を“友人”と説明したが、「記事を読むと、2人の関係性がさらに謎めいてしまった」(週刊誌記者)という声が出ている。
過去に、江角を含めた芸能人が被害に遭った投資詐欺事件への関与を報じられ、逮捕歴もあるA氏。江角は同誌インタビューで、A氏とは家族ぐるみの友人関係だと説明し、夫のフジテレビ社員・平野眞とも親交があったとしている。そして、「女性自身」が報じた、A氏との“不倫密会”については、A氏に預けた投資金について、返金の協議を行っていたと釈明した。
「しかしインタビューでは、投資した具体的な金額については『言えません』としており、すでに返金が行われたかどうかも明らかにしていない。今後についても、『A氏とはもう会わない』などのフォローはなく、これでは『今後も不倫と捉えられかねない行動をしていく』と宣言しているようなもの。万一写真を撮られても、『協議をしていました』で通せますからね」(週刊誌記者)
さらに、江角は自ら“詐欺事件の加害者”といえるA氏と、自ら協議を行っていた理由について、自身の代理人弁護士から「“これまでの関係を保ちながら頻繁に会って返済の要求をするように”と助言されました」と説明している。
「一般論的に、投資事件の被害者・加害者が直接交渉を行うことは、ムダに時間がかかってしまったり、水掛け論になりやすいため、代理人を通すのが常識です。それを代理人が『頻繁に会って』などとアドバイスし、さらにそれを実行することには、当然A氏と会いたい別の理由があるとしか思えません」(同)
ALG&Associatesの山岸純弁護士は、「詐欺事件の被害者が、加害者の『明日になれば返せる』といった言い分を信じ、藁にもすがりたい精神状態から、接触を繰り返すというケースはあり得ます」(同)というが、江角の代理人の“助言”に関しては、「(自身であれば、こうしたアドバイスをすることは)ないですね。相手が時間稼ぎをするための話が繰り返されるだけなので、早急に民事訴訟を提起したり、刑事告訴をお薦めします。(江角の代理人は)投資詐欺事件を担当した経験があまりないのかもしれません」と話す。
長嶋一茂宅への“落書き事件”の関与が疑われた際も、自身のブログに謝罪文を載せただけで、取材は徹底して拒否してきた江角。芸能人としての最後の仕事が、このような不可解なインタビューであることに、果たして江角自身は納得しているのだろうか。