61歳のメル・ギブソン、35歳下の恋人が9番目となる子どもを出産!
ちなみに、メルが元妻ロビンとの間にもうけた子どもたちは、36歳の長女ハンナ、34歳の双子エドワードとクリスチャン、31歳の三男ウィリアム、28歳の四男ルイーズ、26歳の五男マイロ、17歳の六男トーマス。オクサナとの子は次女にあたる7歳のルチア。「女性がイクと、男の子を妊娠する確率が高くなる」という都市伝説があるが、9人の子どものうち、男の子が7人もいるメルは、やはり床上手な絶倫男なのかもしれない。なお、メルには孫も3人おり、孫たちは自分より若い伯父ができたということになる。
私生活は超充実していたが、人種差別発言やDV騒動で、世間から叩かれ、ハリウッドから干されてしまったメル。06年に監督した映画『アポカリプト』は話題を集めたが、その後は低迷。仲の良いジョディ・フォスターが監督した『それでも、愛してる』(11)に出演させてもらったが、評判はイマイチ。『マチェーテ・キルズ』(13)も『エクスペンダブルズ3』(14)も2番手以下で、演じたのは悪党。ロバート・ダウニー・Jrが、「薬物依存で苦しんでいた時に支えてくれたメルに、恩返しをしたい」と、『アイアンマン3』の監督に抜てきしてくれるよう、製作会社のマーベル・スタジオに懇願したこともあったが、これは実現しなかった。
このように長らくハリウッドからそっぽを向かれていたメルだが、昨年公開された戦争映画『ハクソー・リッジ』の監督に抜てきされた。これが高く評価され、ハリウッド映画賞の監督賞を獲得し、「カムバックした」と伝えられている。昨年から撮影されているサイモン・ウィンチェスターの名作『博士と狂人』を映画化した新作では、ショーン・ペンと共演しており、多くの映画ファンが公開を待ち望んでいる様子だ。
35歳年下の女性に9番目の子を産んでもらい、仕事も評価され、監督だけでなく俳優としての仕事もオファーされるようになるなど、運が上がってきたメル。17年はぜひ、完全復活の年になるよう期待したい。