中居正広、「クソつまんねぇ」「なんだよコレ」! 舞祭組のオリコン1位獲得にチクリ?
Kis‐My‐Ft2の派生ユニット・舞祭組のプロデューサーとして、衣装のコンセプトから楽曲制作まで行ってきた中居正広。メンバーがセルフプロデュースに挑んだ新曲「道しるべ」(1月4日発売)がオリコンランキングで初登場1位を獲得した件について、自身のラジオで「チックショー」などと、悔しさをにじませた。
中居はデビュー曲「棚からぼたもち」(2013年12月発売)の楽曲制作に参加し、2作目の「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ ~だれのケツ~」(14年7月発売)と、3作目の「やっちゃった!!」(15年3月)までプロデュースを担当。しかし、SMAP解散騒動の影響によるものか、中居は1年10カ月ぶりとなる4作目のシングルには関与せず。メンバーの千賀健永、宮田俊哉、二階堂高嗣、横尾渉は楽曲を作るために10日間の合宿を行い、作詞作曲、ミュージックビデオ(MV)やジャケットのデザインなど、4人で相談しながら決めたという。
メンバーは、発売翌日の5日より沖縄から北海道まで列島を縦断する「舞祭組お正月キャンペーン ~日本縦断『道しるべ』の旅~」を敢行。初日は福岡と沖縄へ向かい、メディアへの出演やハイタッチ会を実施した。結果的に「道しるべ」は4作目にして15.6万枚の自己最高記録を出し、オリコン週間ランキングで初の1位を獲得。過去3作は、一般的にオリコンチャート初登場の上位狙いでCDが発売される水曜日ではなく、金曜日や日曜日にリリースされたことで売り上げ枚数の伸びが悪かったが、今作は水曜日に発売されたことも功を奏したとみられる。
一方、グループの仕掛け人である中居はラジオ『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送、1月7日放送)にて、「1月の4日に舞祭組が曲を出した模様で。なんと私、聞いてないんですよ。どんな曲なのか、どんな歌詞なのか」と前置きし、「道しるべ」をオンエアー。そして、21日の同ラジオでは「あ、舞祭組! そうだ。なんか、1位って聞いたんだけど。クソつまんねぇよ」と切り出し、番組内で同曲が流された。また、中居は曲が終わった後にも、
「1枚目、2枚目、3枚目(のシングルは)『中居プロデュース!』とか言ってやってたんでしょ。で、4枚目は『じゃ、僕たちで作るんで』って言って、『あ~、いいんじゃない、いいんじゃない』って思いながら。今まで1位獲ったことないのにさ、なんで俺が抜けた……。ぬ、抜けた途端に1位獲るんだろね。なんだよ、これ。そんなことってあんのか~い」
と、自身が楽曲のプロデュースから離れた途端に“売れた”ことを、自虐的に語った。さらには、
「なんだ、次、5枚目俺作ってやろうかな、チックショー。これで2位、3位だったら、俺は“自分がセンスがない”って認めるよ。でもこれでさ、それまたずーっと1位だったらさ、『中居やんなきゃよかったじゃねーかよ』ってならない、これ? チックショー。なによ、もう『おめでとう』って全然言えないんですけど」
と不満げ。エンディングには「もう腹立つから、もう1回」と、再び「道しるべ」を流したのだった。7日、14日、21日と3週連続で同曲をかけた上に、この日は2回もオンエアーするところをみると、毒を吐きつつ、実際は舞祭組の躍進に喜びもひとしおといったところだろう。
4作目のシングルで先輩の元から巣立った舞祭組だが、今作は“中居愛”が詰まった作品になっているという。
「『道しるべ』の初回生産限定盤AのDVDに収録されているMVのドキュメント映像では、千賀が『中居さん大好き』とコメントし、4人は中居のセンスを生かしながら曲作りをしようと励んでいました。限定盤BのDVD『舞祭組10days合宿ガチドキュメント ~タマタマキタ3人も合宿所でガヤガヤしちゃうよSP~』の中で、4人で考えた歌詞を横尾がまとめることについて、二階堂が『師匠(横尾の呼び名)がやった方が中居さんも喜ぶ』といった趣旨のことを言うシーンもあります。また、ジャケットのデザインを考案する場面では、帽子をかぶった男性が涙を流しているイラストを千賀が描いており、ファンの間で『あの男性は、どう見ても中居くん』と言われています」(ジャニーズに詳しい記者)
2ndシングル「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ ~だれのケツ~」には「二つに割れちゃうだなんて まるでお尻みたいで (嫌だね 嫌だね)」「ぴろぴろぱにたんすーりすり」という歌詞があるが、「道しるべ」の歌詞には「本当に2つに割れちゃうなんて お尻みたいで嫌だね嫌だね」や、「ぱにたん」が使用されている。ほかにも、ファンは「僕らの道を照らしてる 輝くペリドットが心をつなぐ絆」という歌詞の“ペリドット”は中居の誕生石(8月)だと指摘しており、舞祭組メンバーなりに中居への尊敬と感謝の念を散りばめたのではと感激を呼んでいる。
新曲のMVのラストには「アルバムもお楽しみに!」との告知があるといい、ファンは2015年9月の発表から情報がストップしていた1stアルバムの発売に期待を寄せている。果たして、中居プロデュースの新曲は収録されるのだろうか?