「木村が草なぎに負けることは許されない」元SMAPドラマ対決、ジャニーズ内が不穏な空気に!?
1月期のドラマが続々と始まる中、昨年末に解散したSMAPの元メンバー・木村拓哉と草なぎ剛それぞれの、ソロ転身後初主演ドラマがスタートした。15日に放送された木村の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は、関東地区では初回平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録し、10日に一足早く初回を迎えた草なぎの『嘘の戦争』(フジテレビ系)初回11.8%を3ポイントリード。しかし、ジャニーズ事務所は、「この結果にある不安を抱いているようです」(テレビ局関係者)という。
「草なぎのドラマは17日に第2話が放送され、初回よりも0.2ポイント上昇の12.0%を記録。また、同ドラマを制作する関西テレビの本拠地である関西地区では、第1話が15.5%、第2話が15.1%と、2週連続15%を突破しました。業界内では、『まだ伸びしろがある』とみられており、数字上昇が期待されています」(同)
その一方で、木村の『A LIFE』も、関西地区では初回17.3%と好調な滑り出しを見せたようだが……。
「TBSの日曜ドラマ枠は、これまでに数々のヒット作を生み出してきた同局の看板枠で、局サイドには『最低15%、できれば18%以上』という見立てがあった。そこに届かなかったばかりか、ネット上でも『キムタクは医者に見えない』『よくある医療ドラマって感じ』など評判はイマイチ。今後、数字を落としていくことが予想されます」(同)
そして、このことはジャニーズ内部でも問題になっており、不穏なムードが広まっているという。
「ジャニーズとしては当然、解散騒動における独立派の草なぎよりも、事務所残留を主張した木村の方に期待をかけ、『A LIFE』が『嘘の戦争』に負けることは許さないと思っているようです。また一連の解散騒動で、木村は世間から『裏切り者』の烙印を押されてしまっただけに、事務所も『A LIFE』を成功させて木村の好感度を取り戻し、“視聴率王”の健在ぶりをアピールしなければと意気込んでいるとか。にもかかわらず、同作が『嘘の戦争』に負けるという可能性が現れ始めたため、ジャニーズ側も戦々恐々としているそうです。木村本人もそのことは重々自覚しているといわれており、こと視聴率に関しては、相当なプレッシャーを感じているのではないでしょうか」(同)
『A LIFE』は、1本の制作費が破格の8000万円といわれているだけに、TBSにとっても視聴率の低迷は絶対に許されない。ドラマが最終回を迎える頃、勝利の女神は、木村と草なぎのどちらに微笑むのだろうか。