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英国のブラックジョーク?
マイケル・ジャクソン再現ドラマに、娘・パリス「ありえないほどの侮辱」! 炎上騒ぎに
2017/01/13 18:49
さまざまな都市伝説を再現ドラマ化したイギリスのコメディ番組『Urban Myths』の予告編が1月11日に公開。世界的スーパースターで故人であるマイケル・ジャクソン役を演じる白人俳優の特殊メイクが「あまりにも侮辱的」だと、大きな波紋を呼んでいる。
都市伝説という言葉をタイトルにした『Urban Myths』は、有名人にまつわる都市伝説的なストーリーを、脚本家たちの想像に基づき再現した新感覚のコメディ・シリーズ。「実話かウワサ話か定かではないが、歴史的なアーティストや著名人たちの驚きのエピソードを再現」と銘打っている。
作品の目玉は、「コンサートのためニューヨークに滞在していたマイケル・ジャクソンが、アメリカ同時多発テロのため飛行機で帰れなくなり、コンサートに招待していたエリザベス・テイラー、マーロン・ブランドと一緒に車でロサンゼルスを目指す」という都市伝説。
ほかにも、「アドルフ・ヒトラーが18歳の青年だった頃に、美術学校への入学を切望し奮闘するが、絶望的に絵がヘタ」だという話や、「ハーバード大学教授で『LSDなどの幻覚剤による人格変容の研究』を行い、マリファナ所持で投獄されたティモシー・リアリーが、アカデミー名誉賞俳優のケーリー・グラントと一緒にLSDでハイになる」話、「スペインの画家サルバドール・ダリが、大ファンのロック歌手アリス・クーパーと会う」話などなど、興味深いストーリーばかりである。
しかし、マイケルを描く作品については、昨年1月の制作発表時から批判を浴びていた。というのも、マイケル・ジャクソン役に映画『恋におちたシェイクスピア』などで知られる白人俳優のジョセフ・ファインズがキャスティングされたからだ。