AKB48、乃木坂46との主従関係が逆転!? 小嶋陽菜、卒業コンは「橋本奈々未の1/3以下」
昨年の大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』で、「AKB48の凋落が露見してしまった」とマスコミ関係者の間で話題になっているという。
今回、AKB48として『紅白』のステージに立ったのは同グループだけではなく、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48の国内5グループ総勢342人から視聴者投票で選ばれた上位48人。だが、『紅白』の本番中に発表された上位16名のうち、AKBのメンバーは7名で、トップ5に至っては島崎遥香(3位)と渡辺麻友(4位)がランクインしたのみ。1位はNMBの山本彩、2位はHKTの指原莉乃、5位は同じくHKTの宮脇咲良といった具合で、もはや「AKB」とはいえない面々がパフォーマンスを披露することとなった。
「島崎は『紅白』をもってグループを卒業したので、現在AKBの人気メンバーといえるのは渡辺のみかもしれません。結局、いまのAKBは、シングル曲の選抜メンバーを見ても、48グループの本店ではなく、単なる連合軍であるのが実態です。というか、48グループ自体の地盤低下が否めない状況でしょうね。今年は、公式ライバルである乃木坂46とその妹分グループの欅坂46がそれぞれ単体で『紅白』に出場した一方、48グループは1グループにまとめられてしまった。これでは、どっちが本家なのかわかったものではないでしょう」(アイドル誌ライター)
こうした勢いの差は、AKBと乃木坂が同時期に開催するコンサートの規模にも表れているようだ。
「2月にAKBから小嶋陽菜、乃木坂からは橋本奈々未が卒業しますが、それぞれの卒業コンサートは、前者は2月21~22日の2日目に代々木第一体育館、後者は2月20~22日の初日にさいたまスーパーアリーナで行われます。代々木の収容人員が1万2,000人であるのに対し、さいたまスーパーアリーナは3万人。コンサート自体の開催期間もAKBが2日間に対して、乃木坂が3日間。トータルの観客動員数は2万4,000人対9万人と、両者の差は明らかです。もはやAKB並びに48グループの凋落は明確なものになっています」(同)
AKBの公式ライバルとしてデビューした乃木坂だが、その主従は完全に逆転したと言っていいだろう。