「タモリに不義理を働いた」元SMAP・中居ら、『紅白』裏での“打ち上げ”に業界内から苦言
昨年12月31日、グループ活動に終止符を打ったSMAP。『NHK紅白歌合戦』出場の辞退を表明し、当日も姿を現さなかったが、その点について、一部業界関係者の間で「タモリが気の毒だ」といった苦言が出ているという。
「SMAPが2016年をもって解散することが発表されて以降、日本中の注目は、ラストステージとして『紅白』に出場するか否かという点に集まっていました。当然、NHKはラブコールを送り続け、SMAPを引っ張り出すために、彼らと親交の深いタモリにも出演をオファー。当初、タモリは拒否していましたが、最終的にはゲストという形で出演を引き受けました」(テレビ局関係者)
タモリは12月19日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に、最後の「ビストロSMAP」ゲストとして出演したほど、メンバーとの関係は深いという。
「タモリは、自分がSMAPを担ぎ出すための“コマ”だとわかっていながら、あえてNHKのオファーを受けたんです。しかし結局、SMAPは『紅白』を蹴った。そればかりか、今年1月5日発売の『週刊新潮』(新潮社)により、『紅白』当日、木村拓哉を除く元SMAPの4人と、森且行が、六本木の焼肉店で打ち上げを開催していたことが判明しました」(スポーツ紙記者)
この中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の行動に、眉をしかめる業界関係者は少なくないようだ。
「タモリが『紅白』に出演する裏で、元SMAPメンバーは打ち上げとは……木村以外の4人は、SMAP出場の架け橋を担おうとしたタモリに対して、不義理を働いたも同然なのではないでしょうか。1月1日付の『スポーツニッポン』に、SMAP宛ての直筆メッセージまで寄せていたのに、タモリが気の毒ですよ。業界内で、中居らの心象が悪くなった感は否めません」(前出・関係者)
しかしタモリは、直筆メッセージの中で「大切なこと、それは引きずらないことだ」「先はまだまだ長い。どこでどうなるかは、わからない」などと前向きな思いを伝えているだけに、元SMAPメンバーの気持ちを誰よりも理解しているのかもしれない。今後も、タモリと元SMAPの面々は、どのような関係を築いていくのだろうか。