藤島ジュリー景子、「マネジャー大量離脱」を招いた異例の人事――Jr.退所も相次ぐ予感?
SMAP解散騒動の余波で、ジャニーズ事務所自体の“弱体化”が叫ばれるようになって久しい。中居正広ら、一部の所属タレントが、来年「大量離脱するのではないか」という一部週刊誌報道もあったが、特に若手のグループメンバーやジャニーズJr.らで、真剣に他事務所への移籍を検討する者が、続出しているという。
「そもそもジャニーズを辞めてしまうと、『活躍できるのは舞台など限られた世界のみとなってしまう』というのが定説でした。しかし今は、ネットもあるし、簡単にファンにアプローチできる。むしろジャニーズにいるよりも、活躍できる可能性さえあります」
こう語るのは、20代前半の元ジャニーズJr.。現在は他事務所への移籍を検討しており、今後も芸能活動を続けていく意向だという。
「SMAPの解散や、元チーフマネジャー・飯島(三智)さんの退職を見ていると、自分たちは完全に使い捨てなんだという気持ちになります。最近では、ジャニーズのマネジャーたちの入れ替わりも、すさまじい勢いですしね」(同)
実はSMAP騒動の少し前から、ジャニーズ内ではマネジャーの退職が相次いでいたのだという。
「その一番の原因は、藤島ジュリー景子副社長の“オキニ”といわれるNというマネジャーが、30代にして部長職に就任したことでしょう。元々ジュリー氏には、“腹心”とされる2人の男性スタッフがついていたのですが、N氏の台頭により、1人はジャニーズを退職しています。N氏は、以前嵐の現場マネジャーだったのですが、ジュリー氏に見初められた途端にチーフに昇進し、ジャニーズ内では異例のスピードで出世を成し遂げたそうです」(テレビ局プロデューサー)
このN氏は、「慶應義塾大学卒で英語がペラペラという、お坊ちゃんタイプ。上に気に入られるのが得意なようで、ジュリー氏からの信頼は厚い」(同)とか。
「しかし、彼がスピード出世してからというもの、先の男性スタッフやその下に付いていた数名が、この人事に呆れてしまったのか、ジャニーズから去っていきました。一説には、ジュリー氏は人事の相談を外部の人間に相談しているそうで、たとえどれだけジャニーズに貢献したとしても、最終的には経営陣に気に入られるかどうかで処遇が決まるのではと、内部からの不信の声は尽きないそう。SMAPを大スターにのし上げた飯島氏をあんなに簡単に切り捨てたことで、その不信感はさらに膨らんだことでしょう。またマネジャーらの給料は、手取り15万円前後からスタートともいわれており、待遇面で不満を持つ者も少なくない様子。いまやジャニーズのマネジャー陣は、古参か新人しかいないのでは、といういびつな状態です」(同)
スタッフに加えて、所属タレントが大量離脱となれば、いよいよ一般の人たちの目にもわかるほど、ジャニーズ事務所の弱体化が進むこととなるだろう。