「そんなの飯島に聞いてよ」SMAP解散騒動、ジャニーズ事務所の呆れたマスコミ対応
■2017年、不倫騒動が勃発しそうな女性タレント
C 今年は、さまざまな不倫報道が流れ、そのたびに大きなニュースになりました。ベッキーとゲスの極み乙女。川谷絵音は丸1年ニュースになり続けていたし、ファンキー加藤とアンタッチャブル・柴田英嗣の元妻の不倫騒動では、加藤のひたすら謝罪に徹する会見内容が「まるでお手本のようだ」と話題に。演歌歌手・紫艶が桂文枝への“不倫暴露攻撃”を仕掛けたかと思えば、三遊亭円楽はその“性豪ぶり”がクローズアップされました。とにかく話題に事欠かなかったですね。
A 僕らスポーツ紙が一番役得だったかもしれません。本人たちや周辺のリアクションを追っているだけで記事になるし、売り上げもバンバン上がる。週刊誌は一から火種を見つけてきて、さらに証拠固めまでしなきゃいけないので、大変でしょうが。
B ところがそうでもない。ぶっちゃけこのご時世、不倫と断定するには、ごく親しい身内、つまり不倫されている妻や夫の証言がないと、まず記事にできない。もちろん、一から不倫の証拠を集めて、不倫被害者に証言するよう説得するケースもあるけど、今年話題になった不倫騒動は、ほぼ持ち込みネタ。つまりタレコミってことだよ。
C 確かに、川谷の元妻や柴田は、自らマスコミにタレこんだんじゃないかとウワサになっていました。
B 不倫する側だってバカじゃないんだから、不貞行為を立証されるような行動は絶対しないよ。例えば2人でラブホテルに入るとか……と言ったら円楽師匠に失礼か(笑)。だからこそ、不倫ネタは、ごく近しい身内がタレこんでいると見て、間違いはないだろうね。
C 来年も不倫報道は相次ぐのでしょうか。
A そりゃあもう。これまで有名人の不倫だと、被害者は泣き寝入りしていたことも多かっただろうけど、今はメールでお手軽にタレコミできるし、なにより世間が“不倫スキャンダル”を求めているフシさえあります。
B 僕らにしても、今年これだけ話題になったんだからと、ガンガン不倫ネタを取材してる。来年はまず、あのスキャンダルタレントの不倫が発覚して、世間を騒然とさせるだろうね。
C 最近はあまり活動していない女性タレントですよね。あるスキャンダルで猛バッシングを受けて以来、第一線から退いたようにも見えましたが。
B 子どものことを考えて、あの騒動以降はほぼ謹慎状態みたいだけど、不倫記事が出てしまったら……離婚は免れられないだろうし、もう芸能界には居場所はなくなるだろうな。
(後編につづく)