「そんなの飯島に聞いてよ」SMAP解散騒動、ジャニーズ事務所の呆れたマスコミ対応
本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話からウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆
A……スポーツ紙記者 グラドルからジャニーズまで、芸能一筋18年の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者
■週刊誌のSMAP記事は「作文」だった!?
A 恒例の年末座談会ですが、まずはSMAP解散について話しましょうか。『NHK紅白歌合戦』の出場可否についての報道は、連日大盛り上がりでしたよね。マスコミ各社は、出場する派としない派に分かれて、報道合戦をしていました。結果的に、ジャニーズ事務所……というか本人たちが、「出ません」と宣言したわけですが。
B 正直週刊誌は、秋以降のSMAP記事は、もはや惰性でやってた(笑)。毎週編集長が、新しいネタもないのに、「今週もSMAP記事を2ページ作るぞ」と言い出して、「不仲説」やら「中居正広独立説」やらを、微妙に角度を変えて書き続けるという。
C 新しいネタはなくても、SMAPの記事を載せると、雑誌が売れるっていうことですか?
B その通り。目次に「SMAP」が入っていると、絶対に売り上げがよくなるんだよね。それももう年内までだってことで、各誌がこぞって「作文合戦」(笑)。どこも「東京スポーツ」と同じノリで、記事を作っていましたよ。
A マスコミが「もうなんでも好きに書いちゃえ」というスタンスになってしまったのは、そもそもジャニーズが、SMAPに関して、特に報道規制をしなくなったのも大きいですよね。
B そうだね。御用達メディアでも、SMAPの記事に関しては、何の注文もされなくなったみたい。ジャニーズに「こういう記事を出します」と連絡しても、「はい、そうですか」で終わるという。1年前じゃ考えられないことだよ。
A ある週刊誌は、SMAPについてジャニーズに問い合わせたら「そんなの飯島(三智、元SMAPチーフマネジャー)に聞いてよ。……あ、もういないのか」という、冗談みたいな回答をされたとか(笑)。
C ジャニーズ本体からすれば、もうSMAPはどうでもいいということなんでしょうか。
A 本質的なところを突くなら、その通りだと思いますよ。
B その結果、経営陣には世間から批判が殺到、事務所自体の弱体化まで叫ばれるように。来年、中居が先頭に立って、大勢のジャニーズタレントが独立するなんて話も、どんどん現実味を増していってる。それでもメリー(喜多川)さんや(藤島)ジュリー(景子)からすれば、自分たちがマスコミに悪く書かれなくなるだけマシ、という気持ちみたいだけど。
A SMAPメンバーの契約更新が、来年9月末に行われるわけですが、その3カ月前くらいから、またしても報道合戦になることでしょうね。本当にジャニーズを辞めるのか、その後はどうするのか。来年も“SMAP”が芸能ニュースの中心になりそうです。