田中萌、伊藤綾子、松村未央の“バレちゃった”素顔――2016年「女心をざわつかせた」女子アナベスト3
【総論】
女子アナの恋愛や不倫のややこしいところは、ペナルティーがケースバイケースなところである。例えば、不倫が露見しても、青木裕子や安藤優子は番組を降りなかったが、山本モナは降板に追い込まれた。ジャニーズとの恋愛なら、日本テレビ・水卜麻美アナが関ジャニ∞・横山裕と経験しているものの、特におとがめはない。フリーと正社員の違いや芸能界特有の力学もあるだろうが、結局、数字を持っている女子アナ、交際(不倫)相手がビッグネームな女子アナは切られにくいということではないだろうか。
だとしたら、田中アナは落ち込むことはない。テレビ朝日の先輩、徳永有美アナはかつてウッチャンナンチャン・内村光良と不倫が発覚し、バッシングを浴びて退社に追い込まれたが、内村の再ブレークもあって、来年1月AbemaTVに復帰することが決まった。加藤とは別の大物のオトコをつかまえるのが、復帰への第一歩である。
伊藤アナは、どうしても結婚したいのであれば、プロ彼女の代表格であるロンドンブーツ1号2号・田村淳の妻にもとに日参して、教えを乞うことを勧める。
松村アナは、仕事で結果を出すことが脱・ナメられにつながる。バラエティやスポーツ番組をずっとやりたいと言い続けて芽が出ないのであれば、違う分野に挑戦する方が賢明だろう。もしくは陣内利権を使って、『バイキング』(フジテレビ系)あたりに無理やり入れてもらうくらいのしたたかさを発揮してほしい。
なぜなら、「地獄の沙汰も金次第」という諺があるが、女子アナの場合、「地獄の沙汰も人気次第」なのだから。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
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