アラフォー独身女は「痛い」し常時アウェイ? 一番の悩みは「老後の生活」です
◎今から理想の50代を目指すのは手遅れ?
ヘルマン・ヘッセは「自分の道を進む人は誰でも英雄です」といいました。私はマイウェイをウォーキングしているのだろうか? ルー大柴風に自問自答することがあります。偉人なんてなれるはずもないので、自分の生きてきた足跡をこの世に残したい! とは思いませんが、やはり何かしら残したいという欲求が抑えられない。ささやかでいいのです、小道の横にひっそり咲いているタンポポのような感じです。でもそれがなかなか難しい。
一番頭を悩ませているのは老後の生活です。ある記事を見たとき凍りました。将来は国の財政が破綻して、お金のない老人は4畳の部屋に6人押し込まれ、粗末に扱われながら死を待つだけというものです。20代の頃は宵越しの金は持たないわ、というような江戸っ子気質だったのですが、今は働きアリが巣にせっせせっせと餌を運ぶように500円玉貯金をしています。と、見栄を張りましたが、収入が少ない時は10円玉で代用していました。「満タンになれば30万円」の文字がむなしく響き、貯金箱に「あなたの能力を発揮させることができなくごめんね」と声を掛けます。
30代の時に思い描いた「理想の40代」を迎えることはできなかった。今から頑張って「理想の50代」を目指すのは手遅れなのかしら! いや、そうやない。なぜか関西弁になりました。キャンディは、そばかすも鼻ペチャも気にしないと歌っていましたが、私もほうれい線、しみ、しわを気にせず頑張っていきたい。女の平均寿命は87歳、まだまだ折り返し地点。ここからスパートをかけて完走を目指します。
ちかこ
東京都練馬区生まれのアラフォー。趣味は猫と節約とミステリー小説を読むこと。現在は妹に代わり姪(1歳)を子育て中。
ブログ「四十路パート暮らし時給820円」