サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『べっぴんさん』家事問題で議論呼ぶ 芸能 サイ女の朝ドラ通信 『べっぴんさん』すみれ、過労で倒れる! 視聴者の議論呼んだ「家事は女の仕事」問題 2016/12/16 14:10 女優ドラマレビューべっぴんさん 『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします! 『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。 ■12月14日(水)/63話~12月16日(金)/65話 63話では、すみれの家で家事や育児を手伝っていた喜代(宮田圭子)が腰痛を悪化させ、入院することに。仕事に苦戦する夫・紀夫(永山絢斗)に負担をかけないよう、すみれは仕事に加え、家事や育児も全てこなしていくことを決意。また、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)も体調を崩したような様子を見せる。 64話では、百貨店へのキアリス出店前日、1人で店内に残りショーケースのレイアウトを考えていたすみれ。その晩、紀夫が家に帰ると部屋には誰もおらず、心配した紀夫は慌てて商店街の本店や友人たちの家へ探しにいくが、すみれは見つからない。実はすみれは、トラブルで百貨店に閉じ込められてしまっていたのだ。紀夫は一睡もせずにすみれを待ち続けるが、朝帰りとなったすみれを見て頬を無言で叩いてしまう。視聴者からはこの沈痛なシーンに、「すみれは、1つのことに集中すると周りが見えなくなっちゃうから……」「もしこの時代にスマホやLINEがあったら、こんなことにはならなかったのに」など、嘆きの声が続出した。 65話では、仕事と家事の両立で悩むすみれが、ついに過労で倒れてしまう。「仕事だけでも大変なのに、さらに家事全部なんて誰でも倒れるよ」「すみれちゃん無理しすぎ」という同情の声に加えて、「仕事してるのに、女の人が全部家事もやるのが当たり前っていう時代しんどいな」「時代背景的にしょうがないんだけどさ、家事は全て女の仕事なの? 紀夫くん手伝ってやれよ~」「紀夫がもうちょっと周りを見れる人だったら、すみれは倒れなくてすんだんじゃ……」と紀夫を責める声も。 娘・さくら(粟野咲莉)に、お互いのどこが好きなのかを問いかけられたものの、答えられなかったすみれと紀夫。夫婦の関係は、これからどうなっていくのか、視聴者の関心は高まる。 最終更新:2016/12/16 14:13 Amazon NHK連続テレビ小説 べっぴんさん 上 すみれと紀夫、現代だったらすぐ離婚してそうな…… 関連記事 『べっぴんさん』紀夫、長太郎……“カリスマ”のそばで苦悩する男たちに視聴者注目『べっぴんさん』女中頭・喜代、君枝の姑・琴子……“おばちゃん”キャラが視聴者人気を博すワケ『べっぴんさん』やんちゃな息子を「叱らない」良子に賛否両論! “育児問題”も物語の要に『べっぴんさん』すみれたちの夫が「男会」結成! 視聴者が注目した「戦後の夫と妻の関係性」『べっぴんさん』明美、独身女性ゆえ仲間はずれに? 「許せない」と視聴者は怒り爆発!! 次の記事 成宮寛貴に関する報道はどこまでOK? >