SMAP・香取慎吾、“花摘み”にメッセージ? 『SmaSTATION!!』の奇跡にファン感激
SMAPの解散発表に伴い、ファンが購買運動を続けてきたシングル「世界に一つだけの花」。1月に解散危機が報じられて以降、ファンはトリプルミリオン(300万枚)を目指してTwitterなどを中心に協力を呼びかけ、ついに12月上旬に300万枚を達成したことが明らかになった。ファンが喜びに満ちあふれる中、メンバーの香取慎吾がこの一件について「ファンにメッセージを送ったのではないか」と、話題になっている。
2003年に発売された同曲の累計売り上げ枚数は258.2万枚だったが、1月の報道を機に購入者が続出。解散危機報道の翌日、1月14日付のオリコンデイリーCDシングルランキングで約300枚を売り上げ、その後も在庫切れになる店舗が相次いだという。ファンは「集中購買日」を設定し、8月の解散発表後はより活動に力を入れ、300万枚を目指してきた。
「ファンは年内のランキング中に総売上枚数がトリプルミリオンに輝くことを目的としていて、12月8日には稲垣吾郎の誕生日だったため購買数が増加。12月5~8日付のオリコンデイリーランキングで合計3.3万枚を売り上げ、ついに300万枚を突破しました。枚数が伸び悩み、大台に乗せるのは厳しいとみられた時期もありましたが、SMAPの活動継続を願う意味で、多くのファンが力と財布を振り絞ったのでしょう。また、トリプルミリオンに向けて、CDを再生産したビクターエンタテインメントや、全国のレコードショップも協力的でした」(ジャニーズに詳しい記者)
一方、10日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)では、ファンにとって“奇跡的”な出来事が起こった。この日、香取は黒のスーツに花と王冠が描かれたスーツを着用しており、視聴者のファンは「慎吾、花のスーツだ!」「慎吾の衣装に花と冠が3つある。トリプルミリオンだ」と、大興奮。また、オープニングで香取がテレビ朝日7Fの屋上でトークしていた際、照明で壁に照らされた柄も、花の模様だったことから、香取や番組サイドが「世界に一つだけの花」のトリプルミリオン達成に対し、何らかの反応を示しているのではないかと感じたようだ。
「この日のゲストは『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(同)で主演を務めている米倉涼子で、彼女も青を基調とした花柄の衣装を着ていたんです。また、香取は同作のファンだそうで、エンディングでは『もうずっと見てますよ、1話の「世界で一つだけの骨」から』とコメント。米倉はドラマ内の“SMAPネタ”を本人が見ていたことに衝撃を受けたのか、『アー!』と口を押さえて驚き、そこで番組が終了しました。香取といえば、公式携帯サイト・Johnny’s webの連載『SD 慎語事典』でよく“縦読み”を行ったりと、ファンにだけ伝わるメッセージを送る傾向があります。衣装や照明の“奇跡”だけではなく、あえて香取が『世界~』の部分に触れたのは『確信犯』だといわれています」(同)
一連の流れを受けてSMAPファンからは「慎吾があの衣装だったのは深読みしすぎじゃないと思う。300万枚の花束を受け取ったお返しだね」「慎吾に300万枚の花束届いてた! 最後の『世界で一つだけの骨』も精一杯のぶっこみだよね」「さすが慎吾! 『ドクターX』のキーになる言葉を言いつつ、ファンにわかるサインを送ってくれるなんて!」と、感激の声が続出している。
ファンは「世界に一つだけの花」のCDを購入する動きを“花摘み”などと呼んでおり、目標のトリプルミリオンを達成した後も「花摘みは続ける予定」「これで花摘みは終わりじゃない。ビクターが生産して、たくさん入荷してくれたお店のためにも、1枚残らず摘み取ろう!」と、意気込んでいる。
意気消沈するニュースが続く中、久しぶりの明るい話題と香取の反応そのものが、ファンの心にあかりを灯したようだ。