芸能
フジテレビがやっちまった

テレビ局関係者が語る「今年最大のフジの失態」――バナナマン・設楽の独裁で、番組崩壊寸前?

2016/12/10 11:45
バナナマン公式プロフィールより

 いまや“全時間帯1ケタ”の日も決して珍しくなくなったフジテレビだが、健闘していた番組さえも、スタッフの失態により、低迷を呼んでいるという。

 その番組とは、2012年スタートの『ノンストップ!』だ。MCであるバナナマン・設楽統の“独裁”状態が続いているといわれ、今年3月末に女性チーフプロデューサーが、突然異動させられたと、5月発売の「女性セブン」(小学館)が報じている。また、9月末に番組を“卒業”した神田うのと博多大吉に関しても、やはり設楽の強い意向が働いていた(既報)という。

「最盛期には、平均視聴率5%台を連発していた『ノンストップ!』ですが、直近の視聴率を見てみると、12月5日が3.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、同6日が3.7%、同7日が3.8%という記録で、明らかに低迷しています。かつては、同時間帯でトップの視聴率を誇る『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)と競り合えていたのに、現在は『PON!』(日本テレビ系)と、“4%に届くかどうか”の勝負を繰り広げています。設楽は、“周囲にイエスマンしか置きたくない”という考えがあって“人事権”を発動させたのでしょうが、番組的には悪影響としか言いようがありません」(テレビ局関係者)

 設楽は、同番組の反省会などでも、横暴ぶりを見せており、「その情報は他局にまで伝わっている」(同)そうだ。

「設楽は番組中、ニュース速報などが入った際に、テロップが流れるのを非常に嫌がるそう。放送中、ある著名人が死去したと速報が入ったことについて、プロデューサーに『テメー、さっきのはなんだ!』と反省会で怒鳴りつけたのだとか」(同)

 番組と関係ない場合であっても、ニュース速報を扱うのは、編成上仕方のないことだが……。

「関係者の間では、設楽の言動以上に、フジテレビ側の対応が問題視されていますよ。本来であれば、プロデューサーは設楽の物言いに毅然として言い返す、それが無理ならせめてたしなめるべきなのに、『すみませんでした』とすぐ頭を下げてしまったそう。番組のトップがそんな態度だから、設楽の暴走が止まらないんですよ。週刊誌などで、設楽の横暴ぶりを糾弾する記事が出て、多少はおとなしくなったと聞いていますが、このままでは番組が潰れかねない。視聴率を取れていた番組を傾けてしまったのは、今年最大のフジの失態というほかありませんね」(制作会社スタッフ)

 近頃では、フジのスタッフだけでなく「相方の日村勇紀まで、設楽にペコペコしている状態なのだそう」(前出・関係者)というだけに、番組打ち切りという最悪の結末を向かえてしまわぬよう、少しでも設楽が態度をあらためてくれることを祈りたい。

最終更新:2016/12/10 11:45
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