石原さとみ『校閲ガール』全話平均12.4%! 「微妙すぎ」「釣りかよ」と酷評されたラストとは?
石原さとみ主演の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)が12月7日に最終回を迎え、視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で幕を閉じた。全話オール2ケタ、平均視聴率は12.4%という好記録を残したが、ネット上には「最終回なのに微妙すぎた」とシラケムードが漂っている。
同ドラマは、主人公・河野悦子(石原)が出版社の校閲部で奮闘しながら、ファッション誌「Lassy」の編集部への異動を目指す物語。作家の折原幸人(菅田将暉)との恋愛模様にも視聴者の注目が集まっていた。最終回では、悦子に「Lassy」の企画をプレゼンするチャンスがめぐってきたものの、幸人の父親で大御所作家・本郷大作(鹿賀丈史)に“盗作疑惑”が浮上し、悦子も真相解明に駆け回る……という展開だった。
「盗作疑惑に悦子が振り回される姿に、ネットユーザーからは、『悦子のプレゼン話はどこに行ったの?』『何で盗作の話を最終回に持ってきたんだろう?』などと疑問の声が噴出。また、結局、悦子はプレゼンに間に合わず、そもそも“異動の話はなかった”というオチだったのですが、視聴者は不満を爆発させていました。実は最終回の予告に、悦子の『私のいるべき場所はここじゃない。「Lassy』の中にある』『本当にありがとうございました』というセリフが挿入されていたため、視聴者の多くは、“悦子が『Lassy』への異動と校閲部残留で悩み、結論を出す”といったラストを想像していたようなんです。ネット上では、このラストに対して『中途半端な流れだったな』『思ってたのと違った』『予告で思わせぶりしておいて、釣りかよ』などといった苦言が飛び交ってしまいました」(芸能ライター)
さらに、悦子と幸人も、交際に進展しないままラストを迎え、ネットでは「もっとラブラブな悦ちゃんと幸人が見たかった」「期待ハズレもいいところ」「こんな微妙な終わり方、誰も求めてないよ」「毎週楽しく見てたのに、最後の最後で、損した感が半端ない」といった批判の声が多数上がっている。同ドラマは、“お仕事ドラマ”と銘打っていたものの、「悦子と幸人のラブストーリーに期待していた視聴者も多かったということでしょう。そういった期待に、製作陣がこたえられなかったのでは」(同)という。
13%台を2回記録するほど、視聴率的には好調だったが、最終回にミソがついてしまった『校閲ガール』。視聴者の反応を、キャストや製作陣はどのように受け止めているのだろうか。