コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第344回】
元NEWS・山下智久とジャニーズ事務所の“衝突”が示す、日本芸能界の「体質」
2016/12/07 21:00
しかし、なぜ国民はこんなことになっても怒りを表明しないのか。なぜ60%以上という高い支持率で安倍政権を維持させるのか。
理解できない。
「週女」の記事には、岐阜大学生活経済学の大藪千穂教授のこんな絶望的対処方法が記されている。
「“足りないので、あとは自分でやってくださいね”という政府からのメッセージとみていい」
「働けるだけ働いたほうがいいでしょう」
1位に挙げた芸能事務所だけでなく、日本全体が自己責任の奴隷労働国家となっていく。
「セブン」の巻頭グラビアに登場したTOKIOの松岡昌宏が、知られざる自分のデビューと「女性セブン」のエピソードを語っている。
「女性セブンがなかったら、今のおれはいないからね!」
独占インタビューでの媒体ヨイショかと思ったら、そうではないらしい。なんでもジャニーズ入りしたかった小学5年生だった松岡は、事務所の電話番号がわからなかった。そのため母親が読んでいた「セブン」編集部に電話して、ジャニーズ事務所の電話番号を教えてもらった。
なんともホノボノエピソードである。小学5年生の問い合わせにきちんと対応した「セブン」編集部も偉い。
最終更新:2016/12/07 21:00