SMAP『紅白』出演に、ジャニーズ前向き!? 来年以降「嵐メンバー司会」を条件に交渉中?
解散発表時点では「99%ない」とされていたSMAPの『NHK紅白歌合戦』出演だが、年末に差し掛かり、少々状況も変わってきたようだ。当初は出演に対して、常に否定の一辺倒だったジャニーズ事務所が、少なからず前向きな態度を見せるようになってきたという。NHK側が出演希望を出し続けている中、果たして年末のサプライズは実現するのだろうか。
SMAPが解散する12月31日に向けて、籾井勝人会長が「(紅白に)出ていただきたい」と公の場で発言するほど、SMAPの『紅白』出演はNHKにとっての悲願というが、ジャニーズサイドからの返答はなく、また一部メンバーが出演を拒否していると報じられるなど、その可能性は限りなく低いとみられている。
「ジャニーズ側は、『香取慎吾が出演できる状態にない』と、近しい関係者に伝えています。中居正広や木村拓哉は、むしろ出場を希望する側になっているものの、5人の意思が一致しない限りは不可能という見解です。しかし、本心では『消滅するグループを今さら盛り上げる必要はない』というところでしょう。ジャニーズにとって、SMAP解散騒動をめぐるゴタゴタは、完全に社にとっての恥ですからね」(スポーツ紙記者)
ところがここへきて、ジャニーズサイドの意向に、少なからず変化が訪れているようだ。
「今年は嵐・相葉雅紀が白組司会を務めますが、ジャニーズは来年以降も、嵐メンバーが順々に司会者を行うという形で、NHK側と交渉を行っているようです。その見返りとして、ジャニーズはSMAPの出演を『前向きに考える』ようになったとか。結局のところ、香取が出演をOKするか否かという点に変わりはないようですが、ジャニーズサイドが後押しするとなると、出演の可能性は30~40%くらいにはなっているはずです」(同)
また、今年は昨年に比べ出場者数が少なく、この“減枠”の理由はSMAPのサプライズ出演を見越したものといわれているが、「それは間違いで、単純に1人あたりの持ち時間が増えたという話です。いくら出演がNHKにとっての悲願といえども、SMAPありきで番組を構成するわけにもいきませんからね」(テレビ局関係者)という。
SMAPファンの間では、『紅白』出演について、「見せ物にされるだけ、絶対に出てほしくない」という声も出ている。グループに残された時間もわずかとなってしまった今、果たして、SMAPのラストステージは『紅白』生放送となるのだろうか。