ジャニーズ恒例、カレンダー発売に“異例”事態! 「A.B.C-Zだけナシ」でファンもメンバーも動揺?
ジャニーズ事務所公認の2017年度版カレンダーの予約がスタートした。前年同様にHey!Say!JUMPやKis-My-Ft2らがカレンダーを発売するものの、昨年には見られなかった“異変”が生じ、ジャニーズファンの間で波紋が広がっているという。
各グループのファンにとっては必需品ともいえるジャニーズ公認カレンダー。17年度版は「Hey!Say!JUMP 2017年カレンダー」(講談社)、「Kis-My-Ft2 2017.4‐2018.3 CALENDAR」(光文社)、「2017.4‐2018.3 SexyZoneカレンダー」(集英社)、「ジャニーズWEST カレンダー 2017.4‐2018.3」(小学館)、「ジャニーズJr.CALENDAR 2017.4‐2018.3」(ワニブックス)の全5種で、いずれも来年3月9日に発売される。
「通常、ジャニーズのカレンダーは事務所と良好な関係を築いている出版社が制作しています。出版社とグループの組み合わせは固定ではなく、今回は16年度版でSexy Zoneのカレンダーを制作していたホーム社と、A.B.C‐Zのカレンダーを担当した学研プラスが外れ、昨年のラインナップにはなかった講談社が入りました。ジャニーズのカレンダーは売れ行きが良いため、その出版利権が週刊誌などの“スキャンダル封じ”に効果的とされています。『フライデー』『週刊現代』の発売元である講談社をはじめ、『週刊ポスト』『女性セブン』の小学館、『フラッシュ』『女性自身』の光文社が名を連ねていることからも、ジャニーズとの力関係は明らかでしょう。しかし、近年はカレンダーが爆発的に売れるグループもないため、その“効力”も弱まっています」(ジャニーズに詳しい記者)
そんなジャニーズカレンダーについて、ファンの間では「A.B.C‐Zのカレンダーがなくなった」と話題になっている。ジャニーズ公式サイト・Johnny’s netなどではHey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、ジャニーズWEST、ジャニーズJr.の各ページにて発売情報が記載されているが、予約開始の12月1日時点でA.B.C‐Zのページは16年度版のまま更新されていない。また、リリース情報を伝えているタワーレコードのサイトなどでも「全5種」となっている。
異例のDVDデビューを果たすなど、ジャニーズ内でも稀有な活動を展開するグループとはいえ、カレンダーが出ないという事実に、「A.B.C‐Zだけカレンダーなしか」「えびのカレンダー出ないってショック」「えびのカレンダー問題、本当にビックリ。売り上げの問題かな……」と、ファンからは嘆きの声が上がっている。通常、デビュー後10年経過したグループはカレンダーを発売しないことが慣例となっているものの、A.B.C‐Zは来年でまだデビュー5年目。通常と異なる動向にジャニーズファンも不安を隠せないようだ。
「A.B.C‐Zはファンから人気の低迷が心配されているグループです。今年6月発売のシングル『Take a “5” Train』は、オリコン週間ランキングで初登場3位にランクインしたものの、昨年9月発売の1stシングル『Moonlight walker』の初週売り上げ(8.0万枚)を下回り、初動3.4万枚にとどまりました。カレンダーに関しても、16年度版は発売後のオリコン『グッズ・マルチメディア書籍』ウィークリーランキング(3月21日付)で、Hey!Say!JUMP(1位)、Kis-My-Ft2(2位)、ジャニーズWEST(3位)のカレンダーがTOP3に入っていたところ、A.B.C‐Zは上位入りを逃していました。これまでの売り上げを考慮し、カレンダーの制作は見送られたのかもしれませんね。ちなみに、タッキー&翼もデビュー10年を待たずにカレンダー発売が休止しています」(同)
A.B.C‐Zの現状にはファンだけでなく、メンバーも危機感を抱いているようだ。橋本良亮は公式携帯サイト・Johnny’s webの連載「Hassy’s Style」(11月28日付)にて、3年以内に東京ドームを「ペンライトで綺麗にうめてやる」と、強気に宣言。「くっそはずかしいけど中2病でもメンヘラでもないほんとに本気」などと“病みブログ”を更新し、ファンを動揺させていた。
17年度版のジャニーズカレンダーは一体どんな内容になっているのか、A.B.C-Zのカレンダーは無事に制作されるのか、来年3月の発売日を楽しみに待ちたい。