SMAP・香取慎吾、引退報道「笑い飛ばした」!? 「パラリン」絵画公開にファン感激のワケ
グループの解散を強く望んだとされているSMAP・香取慎吾。先日は一部メディアに「来年9月をもって芸能界を引退する」と報じられたが、11日発売の「フライデー」(講談社)によると、香取は引退報道を「笑い飛ばしていた」という。
解散騒動の影響でジャニーズ事務所を退社した元チーフマネジャー・飯島三智氏を慕っていた香取。飯島氏とメンバーが独立を検討した際、途中で事務所残留を決めた木村拓哉への嫌悪感が拭いきれず、5人での活動継続が不可能になったと伝えられている。
解散発表後、業界内外から香取の精神面を心配する声が出ており、「フライデー」でも制作会社のスタッフが「昔の人間関係を断ち切ろうとしている」などと、その深刻な状況を証言していた。また、香取は10月に入ってから非公式に「アメリカに行きたい」という要望を代理店側に伝えたとか。ただ、ハリウッドに進出するわけではなく、「遠く日本から離れた場所で、趣味の絵を描いて過ごしたい」と主張しているという。
「しかし、同誌では別の芸能プロ幹部のコメントとして、『ファンのメッセージは届いているはず』と書いています。香取の活力が失われているのは事実ながら、『最悪の時期は脱した』とか。本人は引退報道を笑い飛ばしていたといい、同幹部は『いつでも辞めてやるとタンカを切っていた彼が、SMAPのことを考えている。解散を回避できれば、香取がアメリカに行くなんてことは起こり得ないのです』と、語っています」(ジャニーズに詳しい記者)
“解散強硬派”とされた香取がSMAPの活動に前向きになったのであれば、年末までに奇跡が起こる可能性も捨てきれない。同誌によると、香取は大みそかの『NHK紅白歌合戦』への出演も、親しい人たちに相談しているという。
そんな香取に関して、うれしいニュースも飛び込んできた。SMAPは日本財団パラリンピックサポートセンターの応援団を務めていたが、解散に伴ってサポート活動は停止に。解散発表後、同財団は個人活動に切り替わるSMAPメンバーについて「引き続きパラリンピックを盛り上げるためにご協力いただきたいと考えております」とのコメントを発表していた。
また応援団就任時、香取はパラリンピック競技団体共同オフィスのエントランスに、同団体のキャッチフレーズ「i enjoy!」をテーマとした記念壁画を寄贈。11月22日に開催されるイベント『ParaFes 2016~UNLOCK YOURSELF~』にて、壁画のメイキングムービーの上映と「約2.6メートル×6.1メートルの実物大レプリカ」が展示されることになったという。
「10日夜、『ParaFes』の公式Twitterで発表されると、SMAPファンから喜びの声が続出。国立代々木競技場第一体育館で行われるこのイベントは“入場無料”だったこともあり、香取効果ですぐさまチケットが完売してしまいました。解散後もSMAPとの関わりを持とうとする同財団の姿勢に、ファンは『慎吾くんの思いが詰まった壁画のメイキングとレプリカ展示、ありがとう』『ParaFesのホームページはちゃんと“SMAP香取慎吾”って書いてくれてる』『チケット取れなかったけど、メイキングとレプリカが存在して、パラサポセンターがそれを公開できるってわかったことがうれしい』などと、感激しています」(同)
前述のように、一部マスコミの引退報道がネット上で注目を集めていたこともあり、「慎吾の変な記事が出回ってるタイミングだけにうれしい」と、歓喜するファンも。当日のイベントに参加できないファンのためにも、メイキングやレプリカが何らかの形でお披露目されることを願いたい。