SMAPあと2カ月……木村拓哉、“年内”にやりたいことは「言ったらパンクしそう」発言
グループの解散発表時、プライベートで米ハワイに滞在していたSMAP・木村拓哉。一部報道によれば、現地で報告を受けた木村は「解散なんて聞いてない!」と立ち尽くし、ショックを受けていたと伝えられている。25周年コンサートの開催にも前向きだったという木村だが、年末へ向けて複雑な思いを抱えているようだ。
元チーフマネジャー・飯島三智氏とSMAPメンバーがジャニーズ事務所からの独立を検討した際、1人だけ事務所残留を表明したとされる木村。メンバーや飯島氏から離れて事務所への忠誠心を見せた木村にネットユーザーから批判が噴出し、いつしか解散の“戦犯”扱いされるようになってしまった。
しかし、妻の工藤静香は「フライデー」(講談社、9月16日号)の直撃取材に対し、「彼はSMAPの25周年コンサートは何があってもやり遂げたいって、一生懸命だった。活動休止するにしても解散するにしても、25周年イベントだけはやるべきだと、ずっと言っていた」と、木村の思いを代弁。9月中旬には、一部ファンの間で木村の“激ヤセ”を心配する声が上がるなど、その言動が注視されている。
そんな中、メンバーが交代で担当しているラジオ番組『おはようSMAP』(TOKYO FM、10月28日放送)では、2016年が「残り2ヶ月」という話題に。スタッフから指示が入ったのか、「今年中に達成したいこと?」と切り出した木村は「まぁ、そうですね、2ヶ月ありますからね。うーん……。なにができるかな……。なにができるんだろうか……」と悩んだ上で、
「うーん、そうだなぁ。いっぱいありますけどね。でも、この『おはようSMAP』で、“あと2ヶ月残りあるけどこれを達成したいな”っていうことをいきなりこの『おはようSMAP』でガコーンって言ったら、たぶんパンクしそうなので。はい。今日はちょっと早めに速水さんにバトンを渡したいと思います」
と話し、『速水健朗のクロノス・フライデー』のパーソナリティ・速水健朗にバトンタッチしていた。木村自身はグループ活動に言及しなかったが、速水は「あと2ヶ月でSMAPが解散する」という現実的な話を持ち出し、最後はSMAPファンのリスナーへ向けて「2カ月、負けないように。頑張って、皆さんもいきましょうね」と、呼びかけていた。
この放送を受け、木村ファンは「『おはスマ』で発表するとパンクしそうなので……って、ちょっと意味深」「『おはスマ』、拓哉くんの中にSMAPを思う気持ちがあるんだって確信して、切なかった」「拓哉は『2カ月しか』とは言わなかった。『2カ月ある』って言ってたから、いっぱい考えてくれてるんだと感じた」などと、感傷的な気分に。木村が考える“達成したいこと”の中には、放送開始から20周年を迎えた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のイベントや、25周年記念コンサートが含まれているのではないかと予想する書き込みも見受けられた。
その一方で、先日は17年に公開される木村の主演映画『無限の住人』の動向がファンの関心を集めた。同作の公開日が来年のゴールデンウィークに決定したというお知らせが、J StormのHPに掲載されていたことをファンが発見。この告知は8月23日にすでに発表されていたが、10月29日になってあるTwitterユーザーが「拓哉がJストって」などとツイートしたことで、情報が拡散された。
「J Stormは嵐やTOKIOらが所属しており、藤島ジュリー景子氏が代表取締役社長を務めるレコード会社兼映画会社です。しかし、SMAPファンにはレコード会社のイメージしかなかったようで、『木村くんが来年以降、歌手活動するとしたらJスト?』『Jストに木村拓哉の名前は合わないからやめて。SMAPがやってきたビクターがいい』と、一部ファンが混乱していました。これまで、SMAPが出演する映像作品はJ dream(ジェイ・ドリーム)が仕切っていましたが、取締役に名を連ねていた飯島氏は解散騒動の影響でジャニーズを退社。J dreamが機能しなくなった代わりに、J Stormが映画の宣伝などを引き継ぐことになったのかもしれません」(ジャニーズに詳しい記者)
SMAPの解散まで残り2カ月となる中、事務所は来年以降の仕事について、着々と新体制を敷いているようだ。木村が“達成したいこと”とは、SMAPに関する話なのか、それともソロ活動へ向けた準備なのか? いずれにせよ、残されたSMAPとしての活動を温かく見守りたい。