SMAP存続署名、37万人に! ジャニーズ受け取り拒否の理由と主催団体が語る展望
――署名活動の手応えや反響はいかがでしたか? また、海外からのお申し込みはあったのでしょうか?
「署名活動へのご賛同は、一般のお茶の間ファンの方が多かったです。熱狂的なSMAPファンというより、今回の騒動に寂しさを感じていらっしゃるのでしょう。また、SNSを利用されていないお一人様のご参加も目立ちました。自分の知っているSMAPと大きくかけ離れたSMAP像の報道に傷つきながら、ひっそりと耐えていた方たちが日本全国、世界中にいらっしゃったのだと、あらためて感じました。
海外からは、当初考えていた以上の数の参加がありました。なかでも中国、台湾、香港などアジアからの参加者が多く、そのほかにはアメリカ、南米、ヨーロッパなど、主に現地にお住まいの日本人ファンの方が多いと思います。アジア以外でも、海外に住む外国人ファンの参加者も多くいらっしゃることには驚きました」
――2013年4月放送の『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』(フジテレビ系)の内でメンバーが訪れた、大阪のお好み焼き屋「かく庄」さんと、兵庫の旅館「兵衛向陽閣」さんに「署名用紙を置いてもらった」との書き込みをTwitterで目にしました。どのような経緯で署名用紙の設置に至ったのでしょうか?
「SMAPファンはSNSを利用されていない方が多く、なんとかこの活動をより多くのファンに知ってもらいたいと考えました。その際に『5人旅』以降、日本中からいまだに多くのファンが足を運んでいるかく庄さんと兵衛向陽閣さんに“ぜひご協力をいただきたい”と思い、メンバーがお願いに参りました。双方ともに快諾していただいた結果、署名活動をより多くの方々にお知らせするきっかけになりました」
■署名受け取り拒否についてのジャニーズ側の考え
こうして集まった署名を、「5☆SMILE」側はジャニーズファミリークラブ(ファンクラブ運営組織)へ提出するとして、6日にはTwitter上で「本日FCへ署名提出を打診し受け取り頂けると回答頂きました」と報告していた。しかし、そのファミリークラブはオフィスの移転に伴って10月22日より休館しており、新たなオープン時期や場所についてはいまだ明らかになっていない。
そして26日、ファミリークラブへ提出をしようと再度電話確認した結果、「年内はおろか年明けもFCの営業再開見込みはまだないとの事。これだけの数の署名でも特別扱いは出来ない、こちらは受領書さえもらえればと幾度も交渉しましたがその義務もないとの事」とTwitterで報告がなされた。
――以前に打診した際、ジャニーズファミリークラブは受け取りを了承していたにもかかわらず、なぜ今回になって拒否という事態になったのでしょうか。
「先日、お電話でお話しした際も郵送を勧められました。ですが、ほかのネット署名等もファミリークラブさんで持ち込みを受け付けていただけていることから、是非持ち込ませてもらいたい、とお願いしました。郵送先としてファミリークラブの住所をご案内いただいたので、ファミリークラブの営業再開後、ビルの4階までお持ち込みできるのですね、と確認しました。しかし1カ月が経過しても再開されないため、ご相談させてほしいとお電話させてもらいました。その際も営業再開すれば持ち込みを受け付けしていただけるとのことです。ただ、SMAPには今年中という期限があったため、ご迷惑とは思いましたが何とか特別に受け取ってもらえないかと打診したのですが、残念ながら特別扱いはできないとのことでした」